今からさかのぼる事15年ほど前、マニアの間では熱狂的な支持を集めていた李博士。
ポンチャクと呼ばれるその音楽をはじめて聴いたとき、私の体には電流が走り勝手に思い描いていた韓国観を見事ぶち壊してくれました。若者は目上の者を尊敬し女性はおしとやかで男性も物腰柔らかで微笑が溢れる静の国大韓民国というイメージは、年中盆踊りをやっているやかましいハチャメチャ天国に変わったのです。
数年前からの韓流に乗ってまた李博士が大注目されるはずと私はずっと信じていたにもかかわらず、やれhiphopだ!バラードだ!とよその国でもあるような音楽ばかりが注目。。いやいや~ポンチャックは世界の他の国にあるのか?李博士こそ世界に誇れる大韓民国の歌手ではないか!どうして恥ずかしがるのか!と今でも残念に思います。
できることならばバスの中でおばちゃんたちが酒を飲んで踊り狂うという伝説の李博士ポンチャックバスに乗ってみたいものです。
李博士の簡単な説明
以下抜粋
本来、ポンチャックは中高年向けのダンスミュージック、あるいはタクシー・バス運転手の眠気覚ましの曲として軽んじられてきた。しかし、イ・パクサはこれらの日本における人気を受け、韓国に逆輸入される形で2000年にファーストアルバム(それ以前はカセットテープでの発売)「SPACE FANTASY」を発売し、若者を中心にしてヒットしている。
日本ではその特異なキャラクターが受けて、1995年に金鳥「コックローチS」のCMに出演し、江原道アリランの替え歌を歌った。またフジテレビ系の『HEY!HEY!HEY!』に出演した2番目の外国人歌手でもある。電気グルーヴの前座としてではあるが日本武道館で公演をしたことがある。
経済的に困窮し引越し代金も無いために離婚後しばらく前妻と現在の妻といっしょに同居した経験もあり、趣味が拾ってきた奇石を鑑賞するという非常にユニークな李博士、たっぷりご鑑賞ください。
ポンチャク日本歌メドレー
コックローチCM
どんなにかっこよくデザインよく取作ったとしても、私にとっては大韓民国=李博士のカオス なのです。