まずは今回の旅で、もりもり村さんという掲示板で知り合った友に、大変お世話になりました事を感謝しております
「何か今、ナウなヤングの間で、蓮山でバズッてる焼肉屋さんがあるらしいよ。砂利で肉を焼くお店らしいんだけど。」とのメッセージ。
砂利で焼肉?
ふと道路工事などでアスファルトを敷く前に敷いている砂利を思い出しました。
ん?と一瞬思ったのですが、大田でソッカルビを食べた事を思い出しました。
石で焼くお肉は、間違いなく美味しいはず!
それに楽しそう
そうして、そのお店に行ってみる事に致しました。
ハードな旅の為、お店に着いたのは夜9時半過ぎ。
この時間なら、さすがのヤング達ももう少なくなってるはず。
そう思ってお店に来ましたが、満席。
しかし、幸運にも1席空いたようで、すぐに店員さんがテーブルを片付けて下さいます。
ここでも日本人は全く来ないのか、お客さんも店員さんも私達をガン見。
しかも店員さんは、この大忙しの時に韓国語話せない外人来るかな?的な表情をされていらしゃいましたが、きちんと韓国語で注文をすると、
あれっ?韓国語だと思ったようで、店員さんは普通のお客さんと同じように接して下さいました
間もなく、砂利の入った鍋が到着
鍋の上の石は、あの道路工事の砂利ではなく、海でよく目にする玉砂利です。
それも綺麗な緑や青の石ころが乗っかっています。
火をつけ、間もなくすると、店員さんがラードを石にまんべんなく塗りつけます。
もうその時点で、きっとこのお店は美味しいと確信しました
人数分の肉は最低頼まなければいけないので、私達はモクサルを3人前注文致しました。
モクサルは結構厚切りに切られ、お肉に火が通るのかな?と心配になりましたが、心配ご無用。
店員さんは、お肉を石の上でジュッと押し付けるようにこまめに焼いて下さり、こんがりと良い焼き色がついていきます
少しして、端によけて下さるので、その後は自分で良い大きさに切り、食べます。
きな粉やコチュジャンにつけ、サンチェに包んで、皆でせーの!と口に運びます。
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ちょっと、今までこの香ばしさと味は経験した事のないお肉の美味しさで、皆で凍り付いたように一時停止。
美味しさを超越し、言葉になりません…
「何これっ?」
「信じられん。」
「美味しすぎるんやけど。」
あの独特の香ばしい香りは、玉砂利だから出るのかな?
とにかく夜遅くでとても疲れていたのに、全員で大喜びで無言で食べ続けました
バンチャンのセンスも良く、トトリムッの酢漬けのようなスープ?も冷たくて美味しく、ご飯の五穀米も本当に美味しいのです
お肉は、ほとんどのメニューが1人前12000Wとお安く、良心的です。
全員一致で今回の旅でNo.1の美味しさ
私達は今まで食べた焼肉の中で、1~2位は確定です。
夜遅くだというのに、まだお客さんが次から次へと入ってきます。
店内はとても狭く、接客する店員さんは1人。厨房1人。
100%、地元のお客さんばかりです。
最後は丁寧に挨拶して下さいました^^
本当に素敵で、美味しいお店でした