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凡一コルモク市場の先に、韓国が貧しかった時代の記憶が残っています。「ヌナ（姉）の道」と呼ばれている幅員2mほどの路地です。

その入口には幼子を背負った少女の写真があり、説明にはこう書かれています。
「この道は、アンチャンマウルからこの付近にかけて暮らしていた女子工員たちが、紡績工場や靴工場に星を仰いで出勤し、星を仰いで退勤した道だ。女子工員たちは、（1日）14時間以上のつらい労働と低賃金という劣悪な労働環境の中でもがんばって生きてきた…」。

「ヌナの道」には、出退勤の時間ともなると女子工員たちの靴音が響き渡りました。
彼女たちはこの道を通って夜学に通ったり、友と将来の夢を語り合いながら家路についたりしました。給料日には、近くの釜山鎮市場で布地を買ってきてきれいな服に仕上げ、おしゃれを楽しみました。中には、体をこわして失意のうちにここを通り抜け、再び戻ってくることのなかった少女もいたそうです。
この路地にはヌナたちの哀歓が刻まれています。

路地の所々に掲げられたパネルを読んでいくと、「漢江の奇跡」がもたらした光と影が人と場所を選ぶことなく、時代を席巻していったことがわかります。
同時に、高度経済成長を支えた女子工員たちの心意気、家族愛、友情、献身、向上心なども伝わってきます。苛酷な労働や経済的な厳しさの中、挫けそうになりながらも懸命に生き抜いた青春群像があります。

時は流れて、すでに60歳を超えたかつての女子工員たち。国のため、家族のために必死に働いてきた彼女たちは、今どこでどんな暮らしをしているのだろうか、気になるところです。

당신, 기억하지요？
우리가 함께 만났던 길을,
아주 오래 전, 오래 전에.

세상 사람들은 저마다 제 갈 길을 바삐 가고 있다.
‘아주 오래 전’의 일은 어느새 기억 속에서 사라져버렸다.

利用日：2019.06.04

以前、ソウルにある歴史博物館でその当時の縫製工場の様子を再現したものが展示されていました。天井の低い狭い薄暗い部屋でひたすらミシンを踏み続ける若い女性達。日本も同じでしょうが、こういった方々のお陰で発展したのを忘れてはいけませんね。こういう記事を読んだら、今子育てを終えて余裕が出来たであろう日本へ観光にやって来る登山着のおばちゃん達にせめて親切にしてあげよう～って思います

こんばんは。

foodieさんがご覧になった歴史博物館の展示ですが、2015年にやりました​九老工団半世紀記念特別展「加里峰オゴリ（五差路）」でしたら、自分も見てます。
この展示を見て興味をそそられましたので、しばらくしてから「九老工団労働者生活体験館」を見てきました。勉強になりましたよ。

日本でも明治から大正にかけて「女工哀史」とか「あゝ野麦峠」に書かれているようなことがありましたからね。こういう人たちの血のにじむような努力のおかげでいまの日本があることを忘れてはいけないというのも、おっしゃる通りですね。
日本へ観光にやって来る登山着のおばちゃん達にせめて親切にしてあげよう、というのもいいんじゃないですか。foodieさん、やさしいですね。

kosetsu様

大韓民国歴史博物館にありました。昨年の話なので特別展ではなく、常設でした。
映画”国際市場で逢いましょう”の世界が広がっていましたよ。
最近、日本の高度成長を支えて来た世代の痛ましい話を目にする事が多いので心が痛みますね。
韓国の市場で沢山安価で売られている服を見ると、今も世界のどこかで同じ様に頑張っている人たちがいるんだろうなぁーと思います。
機会があると、デパートやお土産屋さんで、観光客の方々に人気の商品を聞いていて、いつでも案内が出来るようにスタンバってますが、あの世代の方々は大抵団体ツアーで来られているし、こちらから声掛けする勇気も無く、肝心の語学力も無く、もどかしいばかりです若者達にはちょいちょいバス停等の道を聞かれて連れて行っていますが・・

こんにちは。

自分が見たのはソウル歴史博物館の方でした。大韓民国歴史博物館で常設展示ですか。じゃ、今度ソウルに行きましたら見てきます。

ちょっと思い出したんですが、foodieさんは浅川巧とかイ・ジュンソプ、水崎林太郎など日韓両国に関わった人物に関心があるようですので、そういう人物とゆかりのある場所を訪ねながら韓国旅行すると、また別の楽しみがあるかと思います。ぜひ、楽しまれてください。

foodieさんのそういうやさしさは、韓国に行けば倍返しで戻ってきますよ、特に釜山では。

Kosetsu様
Good timing！ちょうど今週行く予定です。詳しい説明ありがとうございました。

＞＞もりもり村さん

こんばんは。

ぜひご覧になってください。ただ、じっくり見てもせいぜい30分ほどですので、この近くにイ・ジュンソプ通りとか同展望台など、幾つか見どころもありますので一緒に見て周るといいと思います。曲がりくねった坂道と階段でちょっと疲れますけどねｗ
と、余計なことを書きましたが、楽しい旅行にしてください。

初めてですね。月に2～3回出ていますので、これからもよろしくお願いします。

kosetsu様

大韓民国歴史博物館、映画”国際市場で逢いましょう”がお好きならば感動されると思いますよ。
私は博物館や手仕事や民藝を訪ねる旅が好きなので、特に詳しい訳でもないですが、上記の方々の名前が必然的に出て来るし、点と点が線で繋がりますね。
今年、京都の河井寛次郎記念館へ行きましたが、沢山の朝鮮の民藝コレクションが自宅にありましたよ。何でもない朝鮮の昔の流し台が立派な美術品となっていて素敵な空間でした。興味がありましたら訪れてみて下さい。
韓国の方々にもこうやって韓国文化を尊敬し影響を受けた日本人の方がいた事をもっと多くの人に知ってもらえたらなぁーと思います。（欧米人は沢山訪れてました）


怖がりで言葉も出来ない癖に好奇心が強く、ディープな場所へ旅先で行きたがる傾向にあるので、危なっかしい旅人に見えるみたいで、今まで国内外沢山の人にお世話になりました。感謝で一杯です。
韓国の方に特化している訳ではなく、大きな事は出来ないけれど、私もせめて困っている旅行客には親切にしようかなって思ってるだけですよ（釜山でも歩いているだけで何人もの人が困り事はないですか？って声掛けてくれましたよ）
kosetsu様の投稿はまだあまり情報のない釜山なので楽しみにしています。
旧邸宅巡りも好きなので、もし見かけましたら投稿お願いします！！

＞＞foodieさん​

実は大韓民国歴史博物館には一度だけ行ったことがありますが、特別展示だけ観てきて他は素通り状態でした。次回、見に行くことを楽しみにしています。

河井寛次郎記念館ですか、早速ググってみました。ここも機会がありましたら、行ってみたいですね。

好奇心が強いというのは大事なことですよ。同時に細心の注意も必要ですけどね。それがfoodieさんの世界観というか視野を広げているわけですね。なるほど。

旧邸宅巡りというか、歴史的建造物を見るのは好きですので、機会を捉えて見てきて、またアップしたいと思います。

kosetsu様
大韓民国歴史博物館ですが、実はここを訪問した理由は屋上からの景色が素晴らしい穴場スポットだったからです。
もし行かれた事がなければ、是非屋上も覗いて見てください。

私は超怖がり人間なので、危険そうな区域は行きませんし狭い区域を町歩きするのが好きです。現地ガイドさんにも案内をお願いしたりするので安心かなとは思います。私的な事ばかり書いてすみません。
またの投稿を楽しみにしております。

Kosetsu様
こちらこそ宜しくお願いします。
今週は以前いらっしゃった蔚山の太和江公園も行く予定です。市バスなど調べてましたら、シティツアーがありましたので利用してみます。
ヌナの道とイ･ジュンソブ通り,展望台も歩いてみます。凡一洞も美味しいお店多いですしね(笑)
※釜山のB級歩き、結構行ってます。