3年ほど前、南大門市場のカルグクス横丁での出来事
朝の早い時間帯だったので、お客さんはほとんどいませんでした。
あるお店の席に座ってマッコリを注文すると、お店のおばちゃんは
一旦店を出てマッコリを調達してきてくれました。
しばらくすると、背後に人の気配が、、、
振り向くとそこには浮浪者であろうアジョッシが立ち
「スル、、スル、、」と酒を要求しています。
しかし店のおばちゃんは我々に「アンデヨ」と言います。
注意深くその浮浪者の着ているものを見るとジャージの胸の部分に
「○藤○美」と日本人女子の名前の刺繍が入っています。
おそらく恵まれない地域の人々のために集められた着物が巡り回って
韓国の浮浪者の物となってしまったのでしょう。
ある意味有効活用されているか?と変に納得
浮浪者は店のおばちゃんが追っ払ったのでそのうち
別の店に行きましたが、そちらでも勝手に水を飲んで
怒られてました。
しばらくして我々がお店を出て南大門市場を歩いていると
先ほどの浮浪者アジョッシが道端に座ってソジュを飲んでいます。
どこかでソジュをゲットしたみたいです。
不謹慎かもしれないですが、興味深いディープ韓国の光景でした。