このお店の前を通るのは、数十回、いや3桁は軽く超えていると思います。スケジュールが合わない事と、ドジョウに消極的な反応をしていた事が元凶でした。
ドジョウ、セピア色に褪せた記憶を手繰り寄せても、幼き日のドジョウ、ドジョウ豆腐は恐かったぁ。
ドジョウの気持ち〜なんだか ハマカーンの漫才になりそう(笑)。
心境の変化は、突然舞い降りてきました。
男もすなる日記といふものを〜紀貫之の心境でしょうか(大袈裟かっ 笑)
前置きが長くなりました。
南原式チュオタン
すり身のカラソタイプです。
全く臭みが無いなんて、ヤボな表現では語りきれない。
逆に これがドジョウ汁⁈
どぜうは、何処へ⁈
ドジョウ汁を絶賛したい気持ちが、 これでは本末転倒。
ドジョウは、細か過ぎるすり身になって、ちゃんと入っています、たっぷりのシレギと共に。
食べずにいた歳月に 懺悔しなければなりません。
味噌系スープの奥行きがすごい。
全州のテンジャンチゲは 素晴らしい。
全州料理を語れるほど 堪能ではありませんが、ようやく全羅道料理の奥義の ほんの入り口に辿り着いた気がします。
下味の入れ方が やはり違う、全羅道の女性を娶れよ。うーむ、納得。
そのままでも、十二分に完成していますが、山椒とエゴマパウダーで変化をつける事も出来ます。
パンチャンの中に 一際目立つ存在がありました。
青梅、そう あの梅酒の青梅です。
種を取り 和え物になっていましたが、まるでデザート。すっかり虜になりました。
恋は突然始まる。
南原チュオタンとの恋が 静かに始まりました。
回数を重ねて 素敵な恋をします。
これから、よろしくねっ、南原チュオタン
2019年2月11日訪問。