総合掲示板

今日、行ってきました。
たぶん、法学部で日本法制史や刑事政策を学んだ事がない人が見たら、そのまんまのプロパガンダを鵜呑みにすると思いますが、私はその分野を専攻していたので、捏造されている部分に失笑してしまいました。

まず、日本の法律整備の歴史として、明治時代に入ってから、日本は不平等条約を解消するために国際法を意識し、法律を整備して秩序や人権を守ることで西洋と肩を並べて先進国入りする事を第一優先の目標としてきました。江戸時代までは中国式の目には目を、歯には歯をが基本でしたし、監獄に入れば中にいる被疑者間で殺人が起こり、裁判に至る前に人が死んでしまい、裁くことが出来ないというのが頻発していました。また、拷問は野蛮人がする事とする西洋人に認めてもらう為にも、明治時代に入ってからは拷問を禁止し、きちんと裁判をして法で裁くことを政府が積極的に働きかけて大切にしてきました。西大門の監獄は大韓帝国が作ったと韓国ではなっていますが、実際には朝鮮王朝が清からの属国支配から独立したきっかけは日本が日清戦争に勝って清に朝鮮の独立を認めさせた事から大韓帝国となり（独立門は日本ではなく清からの独立記念の門です。）、その大韓帝国を日本と同じように西洋と対等に肩を並べられる国にする為にも朝鮮王朝から続く拷問や中国式の目には目を、歯には歯をスタイルを辞めさせ、きちんと法で裁いて労働で罪を償い、重い罪や本当に更生が見込めなければ死刑という刑法を導入し、近代化と先進国への道を歩んでほしいと大韓帝国にアドバイスをしてこの西大門監獄を作りました。（そのため、ドイツ式を採り入れた日本式のスタイルの刑務所になっています）

日本にはこういった法制史の歴史があり、明治時代からずっと国際法を守ってきています。監獄法という法律もあり、拷問を禁止していました。展示の逆さにして水責め、指詰め、棒叩き、手を縛るの拷問方法は日本のスタイルではなく、朝鮮王朝のスタイルです。
また、立って閉じ込めた拷問とされている木箱は収監時に身体検査（裸にして危険物を隠し持っていないか調べるために中で脱がせて裸にする）に使うための箱ではないかと思います。（今でも拘置所や刑務所で身体検査に使っています。）
また、施設もきちんと独居房と雑居房があったり、病舎が設けられていたり、個別な運動場があったり、庭に池や植物もあり、各房には食事口や報知器もあったりして、今となんら変わらないスタイルのきちんと整備された近代的な刑務所でした。
受刑者の衣服や写真を見たら、きちんと数字で受刑者を管理していて、プライバシーも保護されていました。

刑事政策を勉強した事がないとなかなか分からないかもしれませんが、今と変わらないきちんと人権を守り、人らしく、プライバシーも守って最低限は生活できる刑務所の施設が西大門刑務所はきちんと整っています。
私は、日本はあんなに昔からきちんと近代的な刑事設備を整えて人権や法を守っていたのだと、いまだにこんなに美しいこの施設を見て逆に感動しました。
死刑執行部屋も、根本的な造りは今と変わりません。きちんと教誨するための机と椅子が絞首台の前にありました。絞首刑での死刑は、一番痛めつけが少なく遺体を損傷しにくい死刑です。日常的に体を痛めつけて拷問をするような環境ならば、わざわざこのような死刑執行方法にする必要性がありません。

死刑執行後の搬出口があるのも、プライバシーの配慮がきちんとされているなと関心しました。日本の法や概念では死刑執行がされたら、刑を終えた遺体は大切に扱います。引き取り手がない無縁仏を弔うための墓地もあります。（麻原彰晃の執行後や雑司ヶ谷墓地などからもわかる）
西大門刑務所で死刑になった人は政治犯だけでなく、殺人犯なども居たそうです。刑の執行後に他の受刑者やマスコミの目に触れないようにきちんと搬出して遺族に返したり、墓地へ弔うための通路も整備されていて、関心しました。

反日プロパガンダな展示が数々あるのは残念に思いますが、きちんと知識を持ってここを見ると、日本は古くからきちんと国際法を意識して法を遵守していたのだなという事実が見えます。形はどうあれ、海外に日本の歴史を感じ取れるこういった施設が残されていることは、とても有り難いです。
ここが反日プロパガンダの施設か、それとも日本人が知らない歴史があるのかは実際に見てみないとわからない事でした。実際の展示内容からそれがわかり、日本は恥ずべき国ではなかったと解りました。また、時代背景とともに変わることのある、人が人を裁く罪とは何なのかも考える機会になりました。賛否両論ありますが、私は行って良かったなと思いました。(*^^*)

治安維持法、特高、憲兵すら知らないのが明白。独房は共謀対策の側面が大きい。（事件にまで至ったことも）本当に法学を勉強しているのか怪しいですねぇ。

りくたん さん

別スレでの違和感の原因がハッキリ分かりました。
本当にここで運動施設を見ましたか？
このような誤った認識の方が増えないことを望みます。

全ての施設を見てきました。
刑事収容施設の独房が共謀対策なのは今でも変わりません。グループ犯罪は収監後に被疑者同士が会わないようにしたり、接見禁止にするのは今も変わりません。また、既決犯罪者を収監する刑務所や拘置所においては秩序を守れない問題児や死刑囚は独房であるのは今も変わりません。
死刑囚は死ぬ事が刑であり、刑をきちんと全うしてもらうために死刑を執行するまで体を大切にしなくてはいけないので、今も死刑囚は作業はしませんし独房に閉じこもりきりですが、運動の時間などはきちんとあります。

運動場は、今は金網で屋根も全部覆われていますが、こちらは屋根はなく、山などの景色や空が見えて今の刑事収容施設より開放感がありました。今も拘置所や刑務所では運動の時間があり、自由に体を動かしたり喫煙する時間にしています。（受刑者が座って閉じ込められてるだけでは気分が滅入ったり、運動不足になるため）

運動場があるということは、自由に体を動かせる時間を与えていた事実でもあると思います。

刑事収容施設として施設が近代的で良く出来ているという視点で書いたコメントですので、自身の歴史観や意向に沿わないからといって個人攻撃はやめていただけると幸いです。
特に、maiko3150さん、他の所でも書きましたが、あなたの感じ方はあなたの感じ方、私の感じ方は私の感じ方で正解はありません。わざわざストーカーのように私のコメントを毎度毎度チェックして考え方を押し付けるのはやめていただけると幸いです。ここは旅行に行ったそれぞれの人の感じ方をそれぞれがコメントするサイトで、自分と価値観の違う人を攻撃するサイトではないはずです。自身の価値観は正しく、それと違う他人は誤っていて攻撃しても良いという価値観もまた、誤った価値観かと思います。
誰かと争うために旅の感想を書いている訳ではありませんので、宜しくお願いします。

併せて書いておきますが、戦時下に日本人が酷いことをしていないとは思っていないですし、西大門刑務所の展示に違和感がありますが、刑事収容施設としては近代的で良くできているという私の感想は変わらないです。

刑務所は裁判が終わった後（つまり、取調は終わっている）に入る施設であり、裁判が終わった既決犯罪者の人々を収容する場所なのに罪を償う目的の刑務所で拷問をしたというのは必要性がわからず、非現実的に感じました。
実際に作業工場と運動場がきちんとあり、今の日本の刑務所と変わらない施設で朝、運動場でラジオ体操などの運動をして体を作り、作業場で仕事をして罪を償い、集団生活をして秩序を守り、社会性を身につけるという矯正目的の施設であるということが実際の建物から受け取れました。炊事場跡もあり、居室房もきちんと食事を入れる扉や刑務官を呼びたいときに使う報知器もありました。独房は狭いながらもきちんと布団を敷いて眠れる広さがありました。（昌徳宮や華城行宮にある女官の部屋と同じ位の広さ）
きちんと食事を与え、一方通行ではなく収監者が刑務官を呼ぶ事も出来、眠るスペースもあった事が見て受け取れました。（複数行った朝鮮時代の監獄再現施設には運動場や作業場はなかったです。横になって眠れるスペースがある収容人数で運用されておらず、裁きをする場所には必ず拷問道具がありました。韓国時代劇ドラマでも必ず拷問しながら自白させて死刑になる時まで拷問していますよね）

実際に見てみて、今の日本の刑事収容施設と何ら変わらないものがここにあり、矯正目的が伺える実際の施設と拷問目的を主張する展示物の内容が合わないこともあり、西大門刑務所での拷問方法は朝鮮式で違和感しかありませんでした。

しかし、前にも書きましたが戦時中に日本人が酷いことをしてないとは思っていないです。当時の憲兵や警察、刑務官には朝鮮系の人が沢山居たので、ここで朝鮮式の拷問が無かったとも言い切れないと思います。
ただただ率直に何で裁判が終わった後の人を拷問する必要性があるのかな？というのと、日本の江戸時代からの拷問方法とは違うなというのと、実際の設備は人間らしく罪を償える設備が作られてるのにおかしいなという違和感があります。
こういった施設は韓国以外にもあり、シンガポールのチャンギ刑務所のそばにあるチャンギ博物館での日本人による中華系への酷い行いなどは信憑性があり、チャンギ博物館では申し訳ない気持ちが沢山湧きました。併合ではなく本当に武力で植民地支配した場所で日本軍が他国を植民地支配する過程で何が行われたか、実に信憑性がありました。また、台湾にあるここと同じ日本統治時代の刑務所では受刑者がより人間らしく過ごせる設備の展示がありました。

ここには西大門刑務所に行って、私が実際に見たことで感じた事を書いたまでです。あくまで私の私観ですのでご理解いただけると幸いです。

りくたん さん

あまりこのやり取りを続けても無意味ですし、雰囲気も悪くなるので一点だけ、私に対する言いがかりに反論して終わりたいと思います。

> わざわざストーカーのように私のコメントを毎度毎度チェックして考え方を押し付けるのはやめていただけると幸いです。

貴方の発言をいちいちチェックしていませんよ。
毎日のように他の方の書き込みにも、おかしいと思えばレスしますし、自分の経験・知識で助けられることがあれば書き込みます。
たまたま、引っかかる書き込みが続けてあなたのものだったというだけの話です。
私は私の考えを主張しただけで、考えを押し付けてもいませんし、同調しろと言うつもりもありません。

あなたはご自身の考えに対する異論・反論・批判といったものは一切許さないというスタンスなのかもしれませんが、ここは利用規約に反しない限りは誰もが自由に意見や感想を書き込める場ですので、同じように誤った事実認識にもとづく「考え」をこの場で披露するのであれば、それがあなたであろうとなかろうと、批判も反論も辞さないというのが私のスタンスです。

とりあえず、「ストーカー」呼ばわりについては完全な事実誤認ですので、誇り高き日本人として一言いただきたいところですが、あまり期待しないことにします

maiko3150さん

私に目をつけているのではなく、コネストに書き込まれる書き込みを毎日全てチェックされている管理人の方か何かということですか？
一体何がされたいのでしょうか？
粘着質で恐怖すら感じます。

前にも書きましたが、私の旅行の感想を書いたまでです。
私の感じ方は私の感じ方、あなたの感じ方はあなたの感じ方です。
ご自身の意向に沿わないコメントだからと粘着して考え方を押し付けるのはやめていただけると幸いです。
宜しくお願いします。

今日、こちらの刑務所を拝見し、口コミを見たものです。
日本が人間的に扱ったとありますが、上の方が書いているように治安維持法で捕まった日本人も拷問の上、亡くなっている方が現実にいます。
捕らえられて、拷問されて思想を転向した方の娘さんを存じていますが、まさにこちらの刑務所で描かれているようなことが日本でも行われていました。

机の上の勉強の怖さをむしろ上のコメントから教えられた思いです。独立運動時には多数の人が今の香港のように武力で鎮圧され、収監されたことは現実ですし、日本人に対しても思想犯に容赦なく拷問をしていた日本は、他国の人にも同じく拷問していたと考える方が普通ではないかと思います。

それとどうして、刑務所の中で拷問が必要かというと思想を転向させる必要があったからです。
韓国の独立を求める思想自体が危険なので、その思想をやめさせるために拷問をするのです。なので独立運動が盛んになればなるほど、多くの人が捕らえられ、より一層締め付けられたわけです。
そして多くの人が思想を捨てず、有名な韓国のジャンヌダルクと呼ばれる柳寛順始め、そのまま獄中で亡くなったのです。
戦時中、日本の治安維持法は何のためにあったのか、国家神道に異を唱え、戦争反対を叫ぶ思想を持つ人が捕らえられ拷問を受けたのです。なので宗教家、キリスト信者などもたくさん捕らえられ、拷問の上、宗教の放棄を約束させられました。
この辺りのことがわかっていらっしゃらないあたりが、どうも本質を理解されていないように感じてなりません。