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■春園堂韓方博物館
2017年7月24日10：30頃伺いました。

　泊った「ホテルアマーレ」の一軒となりにありました。
　何の事前情報も無く、鍾路の「ごちゃっとした街並み散策」していたところたまたま見つけて入ってみました。
　私たちは韓国テレビドラマの「ホジュン」や「馬医」などの歴史ものが大好きで、よく見ていましたので、なんとなく興味はありました。
現在、建物の周囲に足場を組み、外壁の改修中と思われます。看板は地味に出ていますが、しっかり見つけないと見過ごしてしまうかもしれません。
　「春園堂」という漢方薬医院の博物館なのですね。
　入場料は大人2,000₩、見学順は5階⇒4階⇒3階⇒地下。所要時間は興味のある方で40分位。
　一階の受け付けで日本語通じなかったので「museum?」と聞くと奥のエレベーターを案内され、入場料を支払い展示ゾーンから見学開始。
　ありますありますっ、医療針！これこれっ、時代劇で医者はみんな使ってましたね。ドラマだと脈を診て、針打って、薬煎じての繰り返しですもんね。
　
　規模は大きくありませんが、なかなか見ごたえがあります。
　ただし、展示物の説明は日本語なく仕方ないかと思っていたら、受付のお姉さんが「いるぼん？」と聞いてきて、事務所から「日本語説明」用のタブレット端末を持ってきてくれました。
　展示物以外の薬品の製造工程などの説明もあり、大変よく分かりました。日本語スタッフは不在との事ですが、十分だと思います。
　実際に研究・製造している箇所も見学でき、興味深かったです。
　
　最後に漢方薬茶を頂きました。１階では一般の漢方薬の処方を待つ方もたくさんいらっしゃいました。日本にも漢方薬はありますが、韓国の方がより身近なお薬なんですね。