総合掲示板

5/2の朝、今日も朝からミセモンジがひどく、ソウルは警報が出ていました。
巨済食堂でカルグクスを食べ、自分のやる気を奮い立たせ、ホテルの人に再度尋ねました。
昨日、調べてくれた男性は休みで、​ホテルの人は「ミラクル」というのは何処からの情報なのかを私達に聞くので、うまく韓国語で伝わらず、その後やっと状況を理解したようでした。
昨日の男性スタッフからは、住所と電話番号は教えられていなかったと知り、すぐに連絡を取ってくれ、「ミラクル」に電話をかけてくれました。
すると、忠武路近くというのはあっていましたが、場所はビルの3階で、看板も出ていない事が判明。「チェソンハムニダ」と陳謝されました。

それから、先方が私達を待ってくれるというので、すぐにタクシーに乗り込み、今度こそ「ミラクル」に直行です!
昨日、歩き回っていたので、目印のコンビニの場所はすぐに分かりました。
そして、ビルの3階へ。入口に小さな看板「ミラクル」のハングルが!
ノックすると中には優しそうな、感じの良い社長さんがいらっしゃいました。
​確かにここは写真館といった感じではありません。職人さんの仕事部屋という感じです。
音楽が流れていたので、なんとなく緊張が解けました。
日本語は通じませんので、なんとか自分の最大限の韓国語で要望を出します。
持って行った写真の質が悪すぎるので、一度、パソコンにスキャナーで取り込み、処理をしていました。
机の上にパソコンが3台並んでおり、数十万円は軽くしそうなソフトを使っている様子でした。
白髪を黒くしてもらい、薄くなった髪のボリュームを出し、髪型を整え、眉毛の端が短いので、少し伸ばしてもらい、顔のシミを消してもらいました。
ここまで約1時間。
私達は後ろで画像をチェックしながら要望を出す事が出来るので、とても安心感がありました。
WiFiを持っていなかったので、細かい要望の翻訳は社長さんのスマホに頼るしかありませんでしたが、ほとんど、身振り手振りと片言のハングルで通じました。
社長さんも、ここでようやく一安心したのか、穏やかな音楽を流しはじめ、後は、皮膚をきれいにしたり、背景の処理をしたりし始めました。
それを後ろで眺めていると少し涙が出そうになりました。
現在父は70代ですが、出来上がった写真は50代には見えました。
​背景は、明るめを要望したのですが、髪の毛の処理をした為、淵が不自然になるので、あえて暗めにしたそうです。納得です。
そうして、A4サイズに印刷をしてくれました。
データもメールアドレスに送って下さいました。
所要時間1時間半。金額は50000W(約５千円)でした。
もっと処理が必要ない方は35000W(約3500円)だそうです。
日本では考えられない金額でした。
サイズが小さいかな?と思ったのですが、額に入れ、白い紙の上に入れると標準の大きさになりました。
​​帰りに社長のイ・チョルスさんに「ここをコネストという日本のサイトにアップしても良いですか?」と聞くと「いいですよ」と了解を得ましたので、後で、ミラクルさんの事務所の情報をアップいたします。

母が内緒にしていたので、父に見せると最初戸惑っていた様子でしたが、ずっと眺めていました。母は確執のあった私がこんな物を父の為に作ってくれたと涙していました。
「見れば見る程、よく見える。実物より若くていい男に見える」と私のいない所で言っていたようでした。母も「今70代で見る影もないのに、50代前半には見えるなあ」と笑っていました。

当初予定していた絵画の遺影は作る事が出来ませんでしたが、情報を下さいました鳳凰様、Rondajin様、とんここ様、三枚豚様、この場を借りて御礼申し上げます。
長々と私事なのに、ここに書き連ね、申し訳ありませんでした。
①、②と書きましたのは、その場所を探したけれども遺影を作る方がいなかった事をお知らせする為でした。
少しでも遺影を作られる方の参考になればと思います。
ミラクルの仕事内容↓

​https://comm.konest.com/topic/335324

​

遺影を作る場所は見つかったのだろうか?と心配していました。絵画ではなかったにしろ、無事に作れ、良かったですね。

鳳凰様
情報を頂いた上にお気にかけて下さり、ありがとうございました。