2016/10/02 12時ごろ、金井山の城門めぐりの途中、食事のために立ち寄りました。
南門から予想外の山登りで体力を消耗し、ようやく金井山城マウルにたどり着き、「何か食事を…」と思たのですが、お店は多いものの営業しているのか微妙な様子です。
マウルの中をさらに進み、細い脇道の突き当たりにある店を覗いたときに、たまたま日陰の椅子でくつろいでいた男性の店員さん(今思えば社長さんかも…)と目が合ってしまいました。
正直、店の様子を探ってから声を掛けようかと思っていたのですが、こうなったら仕方がありません。
「一人ですけど食事できますか?」
と聞くと、どうやら大丈夫なようです。
早速、窓際の風が心地よい店の奥の席に通されて、店員さんとちょっとだけ会話をしました。
「この店はどうやって知りましたか?もしかしてインターネット?
」
「いや、通りがかっただけです
」
なかなか人懐っこい方で、大きな目と彫りの深い顔立ちが、俳優のキム・ビョンオクさんに似ていました。
さて、注文ですがメニューを見ると、
「ヤムソプルコギ」(ヤギ肉のプルコギ)
「オリプルコギ」(カモのプルコギ)
「ペクスッ」(水炊き)
がありました。
一人なので、大鍋料理は無理ですが、ヤムソプルコギとオリプルコギは1人前でも注文できるようだったので、今回は「オリプルコギ」を注文しました。
(メニュー上は2人前だったので、社長さんが配慮してくれたかもしれません。)
5分ほどして、運ばれてたパンチャンは、種類も多くて彩りがキレイです。
10品ほどありましたが、どれも食べやすい味付けで美味しかったです。
そのあと運ばれてきた「オリプルコギ」はというと、見た目は肉厚の鶏皮を甘辛く炒めてニラを乗せた感じです。
味は炭火で焼かれた鳥皮が香ばしく、モチモチとした食感があり、新鮮なサンチュの上に、ご飯やおかずを包んで一緒に食べると大変美味でした。
すっかり満腹でお会計をしてもらい、調理中だった先ほどの店員さんに挨拶したところ、また人懐っこい笑顔で挨拶を返してくれました。
店の場所が多少奥まったところにあり、周りにも競合店がいっぱいあるので、集客には苦労しそうですが、さわやかな笑顔の店員さんにまた会いたくなる、そんな良いお店でした。