韓国の鉄道駅や、たまに地下鉄駅の構内で「○○特産品市場」的な店を見かけることがあります。
KORAILのソウル駅、大田駅、東大邱駅の「中小企業名品マル」や、龍山駅の土産物売場(店名を失念)では、大型マートや市街のスーパーではあまり見ないお茶、食品、酒類、健康系食品などを売っていました。「△△道」「○○郡」「××島」など、特定地域の産物が多かったりします。
さて、地下鉄6号線の「孔徳」駅構内にも、いつの間にか、この系統の売場が登場していました。コスメ店「ネイチャーリパブリック」や、ジュースカフェ「ビートルジュース」
http://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=9168
の近くです。
店名には「智異山」「南原」の地名が冠されています。茶葉や漢方薬材などの乾物の他、味噌や醤油、酢、果物、パウチドリンク、レトルトのドジョウスープなども置いていて、健康オタク心をつかむ品揃えです。
「でも、そう多くの客が来るだろうか?」と思いつつ店内を回っていたら、サラリーマン風の中年グループが来店。薬材系の乾物(どう見ても木切れ)の袋を手に取り「これ、どうやって使うんですか」と女性店員に問いかけています。冷やかしではなく、買う気が感じられます。煮出し方の説明を簡単に聞いた後、本当に買っていきました
思わず、私も「ホッケナムパウチドリンク(1包1500ウォン)」を購入。ペットボトル茶とは異なる「体に良さそうな不味さ」を感じる風味でした。
意外なマイヒット商品も見つかることがある「健康オタクショップ」、乗車前・降車後などのちょっとした空き時間に覗いてみて下さいね