忠清道のニュースサイトを見ていたら、「天安の『元祖鶴華ホドクァジャ』が、明洞中央郵便局横に直営カフェを出店」との報が出ていました。
住所記載はありませんが、写真にある両隣りの店を見るに、「大使館前両替」や、「開花」「郷味」などの中華料理店が並ぶ通りです。つまり、明洞の超・中心部です。
今日の昼に行ってみたところ、これまで見たどの支店とも異なる、白基調のモダンなカフェでした。しかも、店の奥には静かでスリムな中年女性(ロハスなカフェにいそうな雰囲気)が2名。
でも、店内には例の「おばあさんの写真&隷書のハンコのようなロゴ」箱が積まれています。どうも、本当に天安の「あの店」です。
でも、きのうソウル・漢南洞の店で買ったのと同様の「灰色でない白餡(=本店と異なる)&一粒だけ入ったクルミ」タイプかも…と思いつつ、「アイスアメリカーノ&くるみ菓子1個」セット(2500W)を注文。20個入り箱(5000W)を持ち帰り購入しました。
コーヒーセットの1個を割ってみたところ、何と、餡は「薄い灰色」です
しかも、生地はモッチリ食感で、複数のクルミ入りです。これは、ものすごく天安の味です。
きのう訪問の漢南洞の女性店員は「明洞に直営店?知りませんよ。このハルモニの写真がない商品はみんなマガイモノです」と断言していましたが、帰宅して袋から箱を出してみると、天安本店の写真入りの日本語パンフまで入っていました。ものすごくホンモノな直営店のようです。
「鶴華」ファンの皆さま、これからは明洞でホンモノが買えます!! 天安本店の「灰色餡&モッチリ生地」を愛する元・大田市民の私は、区のメタボ検診担当者の顔を脳裏に浮かべつつも、この店が明洞から撤退しないよう全力で応援しようと決意したのでした。
※なお、「くるみ菓子」は通常、韓国語で「호두과자(ホドゥクァジャ)」ですが、鶴華の白餡支店は「호도과자(ホドクァジャ)」です。誤字ではなく、何らかのポリシーをもっての表記と思われます。