今月はじめに景福宮駅近くのレトロ菓子店「カン・ソンウン」で購入のクッキーが美味しかったので、上水駅近くを通った時に「弘大店」に寄ってみました。
2014年に訪問された方の写真とは看板が替わっているようです。
そして、「カンソンウン名菓 1963 since」だった袋の記載が「KANG SEONG EUN MYUNGGUA 2013 since」になっています。一気に50年若返っているのです
「社長が代替わりしたのか」「この支店の開店年を記載することにしたのか」と色々考えつつ、きな粉味のインジョルミスナック(2000ウォン)と、カンソンウン氏の名前入りの海苔煎餅(確か4000ウォン)を購入。
店員嬢は「こちらは、人気商品のピーナッツクッキーです。お試し下さいね」とオマケをくれました。予想外の試供品に、一気に得をした気分になりました
いずれも、日本の味覚でも懐かしさを感じる美味です。ピーナッツクッキーはわりと甘めで、「南部せんべい」に似た味でした。
ソウルの市場の駄菓子店では、4000ウォンで海苔煎餅が400グラムくらい買えますが(ここの海苔煎餅はひと袋90グラム)、ここの煎餅は優しく繊細な味で、さほど菓子に関心のない義母(韓国人)も「これはおいしい」とたて続けに手をのばしていました。店内のケースを見る限り、進物用にも使われるようですが、確かに、貰ったら嬉しいかもしれません。
※店内の棚には、試食のように置かれたクッキーがありますが、そこには「試食用ではありません。試食はカウンターで」という主旨のメモが貼られています。レジ前の瓶(下写真2枚目)がホンモノの試食スペースです。