最近の韓国では、フルーツソジュや蜂蜜マッコリなどの「甘い酒」、ブラザーソーダのような「炭酸入りの酒」が流行しています。
数日前、emart孔徳店の酒類売場にある冷蔵棚で「グレープフルーツに爽やかなミントの香り」と日本語が書かれた缶に遭遇。
日本語の上には「Sparkling JINRO」とあります。東南アジア製のボトル飲料や、韓国製のどら焼き風菓子などに使われる「なんちゃって日本語」か?と思いつつ原材料表示欄を見ると、日本製です。
価格は2480ウォン。日本で売られているこの手のチューハイや、韓国製「チューハイ」の約2倍です。すぐ横の「バカルディー」缶よりは安いですが、舶来価格といえましょう。
「もしや、日本で1缶120円ぐらいで売っているのと同じ商品では」と思いつつも、日本では買った事がないこともあり、すぐ近くにあった「バナナチューハイ」と共に1缶購入。
飲んでみると、確かに「ソウル生」社の柑橘系チューハイより爽やかでキレが良く、美味です(私が日本製チューハイに慣れているためかもしれませんが

)。
韓国の庶民酒という印象の強い「ジンロ」のカクテルで輸入ビール並の値段(しかも『本国』の倍額)、そして「冷静に飲んでみると、自宅で作れそうな気もする味」なのですが、売れるのでしょうか?入れ替わりの激しいこの棚で生き残っていくのか、興味深いところです。