平日の午前10時半ごろ、遅い朝食を食べようと地下鉄5号線の孔徳駅からエオゲ駅方向へ歩いていたところ、2軒並んだスンデ店に遭遇。複数の女性店員が作業中だった、右側の店に入ってみました。
看板は「スンデクッ専門 湖南食堂」、その下の垂れ幕には「元祖 湖南スンデクッ専門」とあります。「湖南食堂」が店名で、垂れ幕は事業内容の説明のようです。
リノリウム貼りの床は何だかボコボコと傾いていますが、スッキリと清潔な感じの店内です。
客の姿がないので、食事が可能か訊いてみたところ、「できます。スンデクッをお出ししますか」とのことで、スンデクッ(6000ウォン)にしました。
着席後2分ほどで、スンデとレバーの盛り合わせと、キムチ2皿、ニンニク+シシトウ、味噌とアミ塩辛の載ったトレーが来ました。 その後に白飯を置いていったので、「具無しのスープが来るのだろうか」「それとも、客のいない時間なのでスープができていないとか」と考えていたら、普通にスンデの入った少し赤いスンデクッが出てきました。
よく考えると、孔徳市場の豚足店でチョッパルの付け合わせとして出てくる「スンデ+スンデクッセット」に似た雰囲気の味です。が、スープの具が内臓や耳・軟骨より「肉」多めの内容なのが良い感じです。6000ウォンの食事としては豪華な構成といえます。
会計後、裏口から店を出て、市場のような路地を歩き出そうとしてふと振り返ると、「湖南スンデクッ」と看板が出ていました。思わず、店内にいた社長氏に「湖南食堂」ではないのかと訊き直したところ、湖南食堂で良いそうです