大田駅から徒歩5分ほどの、「韓薬店通り」近くの路地に、2軒のカルグッス店が並んでいます。この2軒、カルグッスの外観も味も非常にソックリです。じつは、蒸し豚「スユッ」の味も似ています。そして、両方わりと客がいます。
昨日この通りを歩いていた時も、午後5時頃という中途半端な時間なのに、両方に数人の客がいました。今回は、「三代目伝統」と看板を出している方に入店。「50年伝統」の「50」の部分だけ新しいのは、以前「40」だったのを貼り替えたものと思われます。
カルグッス(4000ウォン)2杯を注文。待ち客は私たちを含め3人しかいないわりに、10分強待った気がします。白濁した牛骨か魚介か不明なスープに、太めの冷麦程度の細め麺、トッピングはエゴマ粉のみ。数年前の訪問時と変わらない姿です。
スユッ(小12000ウォン)も頼んでみました。こちらは結構すぐ出てきました。肉の枚数に比べ、サンチュ(とは微妙に違う葉野菜)の量がずいぶん気前の良い印象です。少し味噌?醤油?風味の、適度に脂身の入った柔らかい肉です。
至近距離でここまで似た味で赤の他人の店なら、本家本元争いでモメることでしょう。おそらく身内だろうと思いつつ、店主に、隣りのカルグッス店「シンドカルグッス」
http://comm.konest.com/forumd/8606
との関係を尋ねたところ、「シンドはうちの母と姉の店で・・・あっちの方が美味しいですよ、ははは」との答えです(おい
)。でも、「三代目」も美味しいので、大田駅・中央路駅近くにお立ち寄りの方、いちどお試し下さいね・・・。