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地下鉄「合井」駅近くの裏通りに、「面食家」と看板を出した小さな食堂があります。初めて見た時は「メンクイ？」と思いましたが、ハングル店名を見るに「ミョンシク」のようです。
店の前の黒板メニューを見ると「ポックンパッ」「ポックンミョン」「チャンポン」等とあるので、麺＆チャーハンの店と思われます。

きょう、午後２時ごろに入ってみました。２組ほど先客がいます。店内はニューレトロな雰囲気で、キューピー、カメラ、プラモデルなどのオタクアイテムが棚に並んでいます。黒Tシャツの男性店員２名が、料理と接客の両方をしている様子です。

奥のカウンター席に座り、「ヘムルチョルパンポックンミョン（海鮮鉄板炒め麺。7500ウォン）」を注文。全員異なる料理を頼んだらしき４人グループがいたこともあり、漬け物２種とオデン風味スープを食べつつ10分ほど待ちましたが、ぶじ運ばれてきました。

海の町「海雲台」に本店があるという店なので、勝手に「海の家の焼きそば」風の和風味を想像していたのですが、じわじわと辛い味付けといい、やや透明感とコシのある麺といい、大きめのエビといい、タイ料理店の「パッタイ」を思わせる風味です。でも、想像と異なるというだけで、食べ物としては美味なので、あっさり完食。

メニューには「白チャンポン」「生麺グッス」など、韓国料理や韓国式中華風のメニューもありましたが、それらはどんな味なのでしょうか。再訪するなら「生麺グッス」を食べてみたいものです。