現代百貨店では「名人名茶」、ロッテ百貨店では「쌍계名茶(サンゲミョンチャ)」という名前で売られている、茶名人・金橦坤氏の「雙磎名茶」。
きょう、金浦空港のemartで、その金橦坤氏の写真が貼られたワゴンに遭遇しました。「왕의 한차(ワンエ ハンチャ)」というお茶の箱が積まれています。
時代劇に出てきそうな龍のマーク付きです。 箱の側面には、慶熙大韓医科大博士号所持者で「雙磎名茶 茶研究所」所長だという、キム・ジュンオ氏なる人物の写真が掲載されています(金橦坤名人の身内でしょうか)。
「明るい循環 テジカムジャ(菊芋?)」「女人のための 白何首烏」といったネーミング、原料の絵、「男」「女」などの漢字、肝臓やトイレに座る人のマークなど、健康オタクの心を掴む要素満載で、思わず2箱購入。
テジカムジャも、白何首烏も、包装の透明セロファンを開いた瞬間から、非常に濃厚な「漢方」「韓茶」の香りがします。前者は甘草のような爽快な甘み、後者は体に良さそうな苦みを感じました。ひと箱4500ウォン(20パック入り)という手頃めな価格にしては非常に本格的な味わいです。emartの他支店でも扱っているかはまだチェックしていませんが、伝統茶や漢方好きの方にオススメの一品です。
※なお、この茶は箱を開けたティーパックの紙袋が全種類同じ色で、どの茶なのか名前が書かれていないため、複数の種類のお茶を一度に試してみる時は(そんな事をする人はあまりいないかもですが)どのパックがどのお茶だったか分からなくなる可能性があるので、要注意です。←私も、色が薄い方が白何首烏だと思って飲みましたが、実は間違っているかもしれません