鐘閣・グランソウルの食客村に、「全州パッチャ」という韓食店があります。ホームページが「www.ricecar.co.kr」とあること、壁にトラックの写真が貼られていることを見るに、밥차(パッチャ)は「ご飯とお茶」ではなく「ご飯を運ぶ車」と推測されます。←映画ロケ地などへのケータリングも行なっている様子。
昼どきには「韓食ビュッフェ 8800ウォン」と案内が出ていて、けっこう盛況です。モリモリ食べる時期を過ぎた中年なので、「ビュッフェ」にはさほど心が動かないのですが、きのう店の前を通った時、ホワイトボードの「きょうのメニュー」に記載の「コンニャクとウズラの卵の醤油煮」に目がとまりました。じつは好物なのですが、通常、食堂の付け合わせとして提供されるウズラ卵醤油煮は多くて5~6個です。「ウズラ卵がビュッフェスタイルで登場するのか!」「いや、大部分がコンニャクかも」と思いつつ、ひとりで入店。
午後2時頃なので、先客は3~4人です(私の食事中にも3人ほど入店してきましたが)。「化学調味料不使用」などの文言を見るに、健康志向な店のようです。「タンスユッ(酢豚のような揚げ肉)」もギトギト感がないアッサリ味ですし、ワカメスープも淡白な風味です。モリモリ大量に食べるよりも「バランスよく少しずつ食べる」目的のビュッフェなのでしょう。でも、ウズラ卵は多めに取ってしまいましたが

←なお、ウズラ卵9:コンニャク1くらいの比でウズラ卵メインでした。
この「韓食ビュッフェ」は11時~午後2時半ぐらいの実施で、それ以外の時間は「日替わり家庭式ペッパン(定食)」を8800ウォン、サムギョプサル(どういう姿で出てくるかは未確認)を15000ウォンで出しているとのことでした。塩分・油分・辛さ控えめな韓食ビュッフェ、ひとりでの昼食時にも良いかもしれません。