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5月26日に行って来ました。済州市外バスターミナルからバスで行くことも可能ですが、乗り換えが必要ですので、タクシーなどで行った方がいいと思います。私は、行きは知人の車で送ってもらい、帰りはバスに乗りましたが、乗り換えの停留所でかなり待たされました。

ちなみに、済州市外バスターミナルから710、720、730番のいずれかのバスに乗り、クンドンネ（큰동네）という停留所で1番のバスに乗り換え、4.3平和公園（4.3평화공원）で降りれば、バスで行けます。帰りは、4.3平和公園から1番のバスに乗り、ポンゲドン（봉개동）で710、720、730番のバスに乗り換えると、済州市外バスターミナルに戻れます。

4.3事件については、すでにJEJUさんの記事に詳しく書かれているので、そちらに譲ります。大阪には、いわゆる在日コリアンの方が多く住まれていますが、その多くが済州島出身の方です。その理由としては、植民地時代に、済州島と大阪に船の直行便があり、その当時から多くの済州島出身の方が大阪に来ていたことと、植民地解放後に起きた4.3事件から避難してきた方が多くいた、という経緯があります。

記念館内の展示の説明は、韓国語と英語のみですが、館内の3か所ほどに、4.3事件の経緯を説明する映像を流す機器が設置されていて、その映像は日本語字幕が選択可能です。パンフレットは日本語もあります。JEJUさんが書かれている日本語の翻訳機？の説明はありませんでした。

韓国で民主化がなされる1987年までは、4.3事件について話すことはタブーとされていて、済州島出身の在日コリアンの多くが、報復等を恐れて故郷に戻ることを諦めたと聞いています。展示には、そのような経緯から「이쿠노쿠」（生野区）の説明もあり、何だか感慨深かったです。

帰り、バス停で待っていると、一人のおばあさんが野菜を背負ってバス停に来られ（おそらく市場で売るためでしょう）、韓国語で何か話しかけられました。ちょっと聞き取れなかったので、韓国語で「すいません、日本人なので、難しい韓国語はわかりません」と言ったら、そのおばあさんが、日本語で「ああ、日本人ですか。私も10年ぐらい大阪にいて」と話されました。「済州島は仕事がなかったからねえ」とか「鶴橋」「森ノ宮」という大阪の地名を話されていました。時間にすると5分ぐらいでしたが、おばあさんの拙い日本語と、私の拙い韓国語との会話で、済州島と大阪との複雑な関係を感じることができました。

4.3は韓国人のなかでも複雑で悲しい事件だと思います。
いろんな経緯で済州島出身者が鶴橋へ移住し鶴橋市場を形成したのかもしれません。

半島の人と済州の人は気質が違うような気がします
済州島の人は沖縄の人に似ているような気がしました。

＞ホンデさん

　ありがとうございます。

＞済州島の人は沖縄の人に似ているような気がしました。

　同じことを思いました。韓国本土にも日本にも複雑な気持ちがあるように思いました。