ホドゥクァジャは、全国の地下鉄駅、高速道路休憩所、全国チェーン店の支店、秋冬には屋台などあちこちで売られていますが、味には意外なほど差異があります。
さて、KTXというか、国鉄の大田駅の2階にホドゥクァジャ(くるみ菓子)売場があります。
忠清道地域の高速道路休憩所(牙山と公州で一度ずつ目撃)で時々見かける「100년나무(ベンニョンナム=100年の木)」というブランドで、これが意外に美味です。小豆あんの味、薄めの皮、また、「含量3.5%」だという、刻んだクルミの入り具合も良いですが、表面がわずかにカリッとなった熱々の状態で出してくれることが多いのです。←12個3000ウォンだったので、値段は普通です。
パッケージに漢字で「天安名物」と書かれていて、現にKTX天安駅構内でも同じ店を見かけました。
では、ホドゥクァジャの本場である忠清南道・天安市の「ホドゥクァジャ通り(正式名称ではありませんが、元祖や本家を名乗るホドゥクァジャ店が並ぶエリア)」の店かと思ったら、じつはこの「100年の木」、忠清北道・清原郡の会社のようです
・・・が、そこは気にしないことにします。
地方都市のクルミ菓子店は「日曜・祝日休業」なことも多いですが、大田駅2階のこの店は、KTXのりばのすぐ近くということもあり、土日に前を通っても営業しています。
ソウル市内では見かけない、忠清道エリアの「ご当地ホドゥクァジャ」、電車で大田・天安方面に行かれる方は一度お試しを