冬にはアズキ粥が人気だった、仁寺洞サムジキル向かいの渋いカフェ「ドチェビド パナン チャッチッ」。
4月中旬からパッピンス開始店を見かけるようになったソウルですが、この店も、きょう(30日)行ってみたら、1階入口前の黒板に「お化け特製ジュース」「お化けも惚れたアズキ粥」と並んで「ヒーリングフード 国産パッピンス」の案内を出していました。
写真を見る限り、フルーツもアイスクリームも載っていない、アズキ主役のシンプルなピンスです。
「盛り沢山」系ピンスも美味しいですが、アズキ店のシンプルなピンスも良いかと思い、値段が分からないものの、2階に上がってみました。
パッピンス(7000ウォンと判明)は、ほぼ写真通りの姿です。1~2人分サイズですが、他のグループ客を見ると、伝統茶を飲みつつ、3人ぐらいで「お茶うけ」として囲んだりしていました。
上にのったアズキは、餡というより「アズキの水煮」です。大粒で、皮がしっとりと柔らかく、控えめな甘味がついています。氷は「小さな粒」という感じに削られていて、全体的にミルク味です。トッピングはスライスアーモンド(パリッと快い食感)と餅2切れ。
きな粉のような「ミスッカル」と生の剥き栗、薄切りの羊羹が別皿で出てきます。
どこか懐かしい雰囲気の、飽きがこない美味しさでした。路上から中の見えない2階の店で、上がっていくのに少し勇気が要りますが、アズキ好きの方はぜひお試しを