先週末、弘大入口駅前で、新しいコスメショップのような店舗と、宣伝おねえさん、店の前に置かれた自転車をこぐ若者などを見かけました。
入ってみると、スキンケア限定(=メーク関係は無し)の化粧品と、ビタミンやコラーゲン等の服用系サプリの店でした。
店名は「ABOUT ME」のようですが、弘大の一等地に大々的な店を出したわりに、聞いた事がない名前です。
他の韓国人来店者も同じ印象を持ったようで、40代っぽい女性客が、店員嬢に「これ、どういう会社の店?」と訊いていました。「LG生活健康」のように、別分野の有名企業が美容・健康関連ブランドを作ったのだと推測したのでしょう。
店員嬢の答えは「삼양(サミャン)でございます。」
「え?」と訊き返した女性客同様、私も驚きました。「三養」といえば「三養ラーメン」で有名な食品会社です。
化粧品会社「アモーレパシフィック社」もお茶や飲むサプリを出していますが、インスタントラーメンと「ホームフレグランス」「エナジャイジングエッセンス」のイメージのギャップは非常に大きなものです。
しかも、「三養ジェネックス社」製品らしきコスメとサプリ、わりと高額です。上記の「エナジャイジングエッセンス」など、60mlで65,000ウォンです
もうひとつ、この店から感じる違和感があります。
弘大というと「若者の街」です。←いえ、まあ、中年も老人もそれなりに見ますが
が、その弘大の一等地にオープンした、この「ABOUT ME」の商品ラインアップを見るに、主婦・中高年女性などがテレビショッピングやカタログ通販などで購入する雰囲気のものが多いのです。
白が基調の明るい店内で、ピチピチに若い店員嬢たちが接客する様子に「・・・これで良いのだろうか?」と首をひねりつつ帰宅したのでした。
ちなみに「ABOUT ME」ホームページ
www.aboutmeshop.com
の支店案内を見てみたら、全国支店地図はあるものの、現時点ではソウルの「永登浦店」「弘大店」2店舗のみとのこと。←「永登浦店」は、これまたヤングな雰囲気の「タイムスクエア」にあるようです。
大胆な価格設定に、好奇心買いする勇気もなく出てきたのですが、弘大店の今後や、今後お店が増えていくのかが興味深いところです。