韓国に来た当初は「女性雑誌」を買っていた私ですが、自分(アラフォー)に近い年齢層が対象と思われる「インテリア・リビング雑誌」を買い始めました。
「女性雑誌」より高額&豪華な付録に釣られてのスタートでしたが、記事で紹介のイベント、飲食店、国内旅行先なども「イケてる若者のデートスポット
」より、家族や中年に適した場所が多く、それなりに重宝です。
さて、「イルリ ボディケア3点セット」目当てで買った「Lemon Tree」2月号を読んだ私は「うむ」と悩んでいます。
生活雑誌では、コスメや服飾雑貨などの「小物」に加え、家具や調理器具、家電製品などの「大物」も紹介・広告されています。
対象年齢が高めなだけあって、化粧品の価格帯も高めです。でも、効きそうです。
韓国ドラマの財閥家庭にありそうなソファセット、子どもが壊したらブチ切れそうな豪華大型遊具などはさておき、オシャレな椅子や食器くらいなら買ってみようかと心が動いたりします。
が、CULTURE BOOKというコーナーで紹介の書籍は、これらの煩悩をバッサリ斬るものです。
1)「ワードローブ心理学」:着るアテもない服を買いすぎる女性の心を治癒する本
2)「シンプルに生きる」:物を持ち過ぎる人向けの本
3)「名品肌をダメにする42の真実」:過剰なスキンケア&メーク
に警鐘を鳴らす本
使い切る前にコスメに手を出す&汚部屋住人な私には、題名と紹介文を見るだけで反省を促される本ばかりです。
「コスメや雑貨より、この本をどれか買って心を入れ替えるか」
「でも、わが家には、韓国語上達を皮算用して1~2年前に買った未読本がホコリをかぶっているではないか」
「いや、そんな事は忘れて、別のページの広告にあるベーキングレシピ入り新刊本『Tokyo Panya』をポチッと(←わが家にパン
を焼く設備はありませんが)」
と、現在もまだ心の葛藤中です。
ショッピング情報と同時に、こんな本も紹介されているということは、韓国でも買い過ぎ、持ち過ぎ、スキンケア&メークに張り切り過ぎな女性が多いのでしょうか。
軽い気持ちで買い始めた「リビング雑誌」ですが、自分のライフスタイルを振り返る意外な機会になったのでした。韓国に来るとバンバン買い物をしてしまうという方も、ぜひご一読を・・・いえ、袋入りなので、読む以上はまた「買う」ことになりますが・・・。