弘大入口駅方面から「ワールドカップ競技場」へ向かう大通りに、妙に高級感
ある建物があります。
高級ホテル1階のブティックのような、貴金属店のような外観の店です。
MASTERHANDS RICHEMONT SINCE1979 と書かれた店内を覗きこむと、すごく大型のシャンデリアなどが見えます。売っているのは、どうやらパンとケーキです。
パン・ケーキ販売スペースの横には、製菓学校らしき看板も出ています。
周囲に特に何もない地域ですが、この店の周囲だけ車(けっこう高級な車が多い)がひしめいています。
若い頃ならビビって入れない雰囲気ですが、現在中年な私は「まさか、会員制とか、食パン
1斤100万ウォンとかは無かろう」と、とりあえず入ってみました。
パンが1500ウォン程度から、普通の食パンが4000ウォン台、ケース内のチョコレートが1個2300ウォンぐらいからと、普通のパン店よりは高めです(普通のパン店に手製チョコレートはあまり売っていませんが)。
クリスマス
直前だったので、クリスマスケーキも結構おいていました。いちばん小さい「生クリーム1号」が25000ウォン。大型マートなどの倍近い価格設定です。
でも、わりと客がいます。大きなテーブルのイートインスペースでケーキを食べるオジさんや、バゲット購入中の外国人青年、食パンを買う高齢女性など、客層は多様です。
クリームパン(1500ウォン)やカボチャ味らしき白いパン(2500ウォン)など、計4個、8300ウォンぶんを購入して帰宅。
ちょっと変わった形のクリームパンは、クリームにバニラの点々入り、普通にカボチャあん入りかと思っていた白いパンは、カボチャベースのペーストの中にカボチャやクリームチーズなど色々が入っていて・・・と、いずれも「少しずつ非日常な味」でした。
バス停は近くにあるものの、「最寄り駅」もなく、旅行で来られる方にはあまり便利な場所ではないのですが、弘大方面にお越しの方、このゴーカな建物の近くを通られる機会があれば、ぜひ一度お立ち寄りを。
ちなみに、「モーニングセット(5000ウォン)は城山本店でのみ実施しております」とあるので、支店があるのか?と驚いたのですが、どうやら「梨大店」というのがあるようです。