韓国在住者である私は、よくコンビニで「三角キムパッ(=おにぎり)」を買います。
定番味、新発売や期間限定の味、両方食べるのですが、どうも「ほのかな落胆」を感じることがしばしばです。その理由について考えてみたのですが・・・、
1)具材が、名前と違う「何か」である。
「ステーキ」「トンカツ」「エビ」「鶏むね肉」「燻製アヒル」・・・豪華なラインアップです。しかし、実際にステーキやエビが入っていることはなく「肉成分の少ないハンバーグのような何か」「カマボコのような何か」に対面することになります。
なお、このギャップがない定番商品が「ツナマヨ」で、辛い物が苦手でもある私にとっては「心の友」的存在です
2)豪華な料理名が付いている
「全州ビビンバ」「キムチ炒飯」など「ご飯系」のネーミングなら実際の味に何となく納得するのですが、「韓牛プルコギ」「春川タッカルビ」「チキングラタン」など「肉ベースの料理名」だと、往々にして羊頭狗肉感を味わう結果に
3)気前のよい形容詞・副詞
「たっぷり」「丸ごと」など、具材の量への期待が高まります

・・・が、実際には、ペースト状の何かが塗られていたり、うす~い「謎の肉」が張り付いていたりです。
「ツナマヨ ゴールド

」というのもありますが、普通のツナマヨとの差は私には分かりませんでした
私が韓国に来た3年前には1個700ウォン、現在は800~900ウォン程度である三角キムパッに「プリプリ食感の海老」「大型鶏カルビ肉がゴロゴロ」を期待してはいけないのは分かっていますが、落胆の原因は、おにぎりの味そのものではなく「商品名と実体との激しい差」だと気付いたのでした。
が、韓国コンビニの三角キムパッには、あと一点「落ち込みポイント」がある気がします。
4)海苔の一部が破れて包装ラップに残留する
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート(ことしから『CU』ですが)など、日本でも見られるチェーン店でも、なぜか韓国で売っているおにぎりの方が、海苔貼り時の「破れ率」が高い気がします。
海老のしっぽ、サザエの内臓など、すぱっと取れないとガッカリする

食べ物は多いですが、コンビニおにぎりの海苔も、ビリッと破れると「ああ、またか・・・」と気分が下がってしまいます。
このように、毎度の落胆を味わいながらも「新発売!○○味」を見ると、私はつい手を伸ばしてしまうのです。
皆様の好きなコンビニおにぎりは、どの店の味でしょうか?
そして、日本より「海苔破れ率」が高いのは私だけなのでしょうか・・・?