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10月14日にリニューアルしたばかりというニュースを聞き、行きたいと思っていましたが、休館日10月22日(月)に行ってきました(この時点では月曜日が休館日とは知りませんでした。)。
入口から入っていくと、受付には誰もおらず、受付の前で何やら2、3人で話し中。後から考えれば、今後の展示の準備をしていたのだと思いますが、この時はそんなこととは気付かず。特に止められることもなかったので、順路に従って見学してしまいました。ただ、私以外の見学者がいなかったので「何でだろう」と思っていたのですが、月曜日の昼だからなぁ、と早合点していました。
孫基禎さんは、日本の植民地時代の朝鮮人で日本代表としてベルリン五輪のマラソンで金メダルを取った方です。その快挙を伝えた東亜日報が、表彰台に立った孫基禎さんのジャージの日の丸を消す加工をした写真を掲載したために朝鮮総督府から発禁処分になる、という事件になったことはご存じの方も多いと思います。
展示内容は、孫基禎さんの生誕から幼少期のエピソード、ベルリン五輪代表に選ばれるまで、ベルリン五輪のレース経過、東亜日報の事件、韓国陸上界の幹部としての活躍、ソウル五輪での聖火ランナー、と韓国の近現代史に沿う形で生涯が紹介されており、充実した内容です。
ひととおり見学し終わったところで、先ほどの受付の前で話していた方から声をかけられたので、「日本語のパンフレットはありますか?」と聞いたら、奥の事務室?から持ってきてくれました。
館外に出てパンフレットの休館日を確認し、休館日なのに中に入ってしまったことに気付きました。申し訳ない気持ちで一杯です。どうして準備していた方が私を止めなかったのか、未だによくわかりません。
展示の説明は韓国語、英語だけですが、日本語の音声サービスの端末機を貸してくれるそうです(パンフレットに記載)。また、スマートフォン用のアプリで同様の音声サービスを聞くことが可能だそうです(パンフレットに記載)。
(間違って休館日に入館してしまったエピソードを書いているので、不適切であれば削除してください。)
正面入口
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高校時代の大会の賞状
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ベルリン五輪のレース経過を紹介するコーナー
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ベルリン五輪の金メダル
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日の丸が抹消された写真の記事
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- 孫基禎記念館
- 五輪金メダリスト、マラソン選手・孫基禎の記念館
- ソウル > 南大門・ソウル駅
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