「白くて辛いスープ」の人気が一段落というか沈静化し、従来の「赤くて辛い系」が主役の座を取り戻した感のある韓国のインスタントラーメン市場ですが、数日前にホームプラスで新製品らしき「白い系」を発見。
白いパッケージで、名前は「カニちゃんぽん ナガサッキ」。
5+1個入りで4050ウォン(ホームプラス特売価格)。インスタント麺にしてはわりと強気な価格設定です。
三養食品HP上で「ナガサッキちゃんぽん一周年記念 長崎旅行が当たる!」イベント実施中という告示はさておき、袋の色やデザインを見る限り、何だか「辛くない」雰囲気です。しかも、辛そうな単語も見当たりません。
「いや、しかしここは韓国だ。こう見えて、きっと辛いんだ」「まあ、ダマされたつもりで」と、5+1個入りを1袋購入。
太めの麺は従来型の「ナガサッキちゃんぽん」とほぼ同様ですが、何と、ほとんど辛くありません
1cm角の「カニかまぼこ」の他にもう一種、赤い具材が入っていたので「赤唐辛子の復活か!」と思ったのですが、どうもこの具、赤ピーマンっぽい味です。
食べながらも「じつは、辛い後味がくるのでは」と警戒した(過去の数々のトラウマで、すっかり疑り深くなっている)のですが、そういう現象もなく完食しました。
三養食品の開発担当者は、ついに「長崎ちゃんぽんは辛くないものだ」という真実に気付いてしまったのでしょうか??
辛いものが苦手な韓国在住者としては嬉しい「新バージョン」ですが、韓国の消費者に、この「ホントに辛くないちゃんぽん」が受け入れられるのでしょうか?いつの間にか姿を消してしまうのでは・・・と、新発売早々から心配する次第です。