「全羅道○○」「済州島××」など、地方の名産品や地酒、郷土料理が大好きです。
7月上旬の昼、光化門方面に出かけた際には「平安道マンドゥ」を食べに行ってみました。
コネスト紹介記事
http://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=3898
の写真でイメージしていたより小さなお店です。
店に入った11時50分頃には少し空席がありました。即座に「何にいたしましょう」と中年女性店員が来ました。壁の韓国語メニュー以外、メニューらしきものは見当たりません。とりあえず、「皿マンドゥ」と「ピンデトッ」各7000ウォンを注文。そう待つこともなく（たぶん3分ぐらい）ほぼ同時に2品が運ばれてきました。
大きめのマンドゥ7個の「皿マンドゥ」は、豆腐やキムチ入りで、「肉汁タップリ」系ではありませんが、ポソポソ感はなく、ご飯や他のオカズなしでこれだけ食べても「食事をした」という満足感がある味です。
四つに切られた小さめのピンデトッは、各切れに豚肉が置かれていて何だかカワイイ感じです。小麦粉味とは違う「豆」の味がしっかりと出た本格派で、食べ応えもあり、2人で食べても物足りなさはありませんでした。
さて、個人的かつ想定外にヒットだったのは「付け合わせ」のオカズです。記事写真の「ムッ（四角くて茶色い寒天状のもの）」は出てきませんでしたが・・・、
・キムチは、辛いものが苦手な私にも「適度な辛さ」と感じられる優しい風味でした。カルグッスやマンドゥなど、シンプルで淡白な料理を食べる前に激辛キムチを食べてしまうと、舌がマヒして肝心の料理の味が分からなくなるので、これは嬉しい点でした。
・韓国のポテトサラダは、和える調味料のためか具材のためか何だか甘味があって「フルーツサラダ」っぽいものが多いのですが、ここのサラダは「キュウリ・キャベツ・ジャガイモ・ゆで卵にマヨネーズと塩（たぶん））」のスッキリ味で、これも個人的にはポイント高し
この付け合わせ、追加を頼むと、「お替りを盛った小皿」ではなく、タッパー＆トングを持った店員さんが席に来て盛り付けてくれました。
入店後10分ほど（＝12時ちょっと過ぎ）で店内は満席になり、さらに店の前で待っている風の人たちまでいました。オフィススタイルな服装を見るに、このビルまたは近所のサラリーマンと思われます。
注目すべき点は「おじさん率の高さ」です。「昼にサラリーマンのおじさんが多い店はお得価格で美味」という偏見を持つ私は「やはり名店だったか」と今更ながら思ったりしました。そして、待っている人も1～2組いたのに「マンドゥクッ」まで追加してしまいました・・・。本体はもちろんですが、スープの上に載ったのと同じ牛肉を使った佃煮のようなもの（少しだけ辛い）も美味しかったです。なお、おじさん達は「麺＋ピンデトッセット」を食べつつ、皆で皿マンドゥという組が多いようでした。
すごく分かりやすい場所ではないですが、光化門駅から近い便利な立地です。
可能なら昼12時からの40分間ほどは外して訪ねた方が良さそうですが（今回の同行者はサラリーマンだったので外せなかったのですが
）、混雑時以外は一人でも気楽に入れそうな店ですので、光化門付近にお立ち寄りの方はぜひ一度お試しを。
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