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66kyotoさんの投稿の中にこの映画の題名があったので、調べて見てきました。

1914年からの「浅川　巧」という方のお話です。主演は吉沢悠さんで共演者は「朱蒙」や「トンイ」「天使の誘惑」等でお馴染みのペ・スビンさん。

舞台は日本と韓国なのですが、ほとんどが.韓国でのお話でした。

内容等はまだこれから見られる方もいらっしゃるでしょうから、詳しくは書きません。
考えさせられました。と同時に66kyotoさんのお話が蘇ってきて最後の方は涙が
自然と溢れてきました。
ペ・スビンさん演じるイ・チョンリムという男性が66kyotoさんの投稿された孔さんと
重なりました。
日本に統治されている時代の韓国でも小さなところから絆が出来ていること。
そして、個々がお互いを少しずつでも理解して距離を縮める事が出来るということ。

私は反省の心も持ちました。高校生の時に一緒のバスになる朝鮮学校の（当時はチョゴリの制服を着ておられた時代です）同じ世代の学生なのに意味もわからず、
無意識に差別していた自分を思い出しました。
今になってみると「なんでそういう目で見ていたのか…」と思います。
今はこんなに韓国が好きなのに…
残念ながら私の息子や妹はまだまだ見下して差別しています。
どうして？と聞いた所で「どうせ韓国やん」と意味不明な返事しか返ってきません。

映画の中の日本人もそうでした。ペ・スビンさん演じるイ・チョンリムの言葉で私の心を刺した一言が有りました。
「どうして、日本人のあなたにみんな笑顔を向けるかわかりますか？そうしないと日本人から何をされるかわからないと思っているからです。あの笑顔を見て自分が理解されている、受け入れられていると思わないでください。」という言葉でした。
当時は本当にそうだったのでしょう。
でも、現代を生きる私の胸にも刺さった一言でした。

お時間のある方は是非見ていただきたい映画です。