清潭洞のオシャレなダイニングバーの記事にも登場のデザイナー、熊沢信生氏のアトリエHPを
見たら、「作品」が増えていました。
うち一点はソウルの焼肉料理店のようです。オシャレなダイニングバーより敷居が高くなさそうなので、昼間に出かけてみました。
気のせいか「東京のイケてる韓国料理店」っぽい外観ですが、店内の客は韓国人のようです。
中年女性店員は、怪しい中年おひとり様にも「これが新メニューです」とか「日本語メニューもありますよ」とか気を配ってくれます。←でも、ランチメニューは日本語版がありません
そして、日本語や英語は「できる人はいますが、常時いるわけでは・・・」だそうです。
チャドルバギなどを鉄板で焼く「チャスギ(9000ウォン。白飯は別途1000ウォン、ポックンパッは別途3000ウォン)」を注文。頼んだ後に、隣卓のカップルが食べている「新メニュー・青春サムパッ(9000ウォン)」の方が美味しそうに見えたりしましたが、気にしないことにします。
肉を焼く前に、茶色いムッが入った冷たいスープや、豆腐キムチが出てきます。これが辛過ぎると、辛いものが苦手な人は料理の味が分からなくなってしまいますが、わりとマイルドな味です。
モヤシと肉を店員さんが付きっきりで焼いてくれました(他の卓は自力で焼いていたので、客の希望や店員の判断によるサービスと思われます)。モヤシは油でなくバターで炒めます。
チャドルバギは「見本より脂身が多いかも・・・」とは思ったものの、柔らかくて美味でした。
店内にはチャップリンやヘップバーンなど往年の映画スターや、E.T.などの写真があります。店の主題は「青春」ですが、E.T.に熱狂する青少年は現在いないと思われるので「すでに現役の青年ではない人が、青春を回顧する」イメージなのでしょう(若い客も多かったですが)。
晩には「本格炭火焼肉の店」になるようですが、昼間は「一人でも気楽&手頃価格で鉄板焼き定食を楽しめる店」でした。麻浦駅近辺にお立ち寄りの際はぜひ。