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大田駅近くの「韓医薬通り」は名前の通り、小さな韓薬店の多い地区ですが「30~50年ほど前から営業している美味しい店」が多い場所でもあります。
ソルロンタンと焼肉、冷麺の店「ハンバッ食堂」は、一見したところ「55年の伝統」と書いてあるわりには店構えが新しい、ごく普通の食堂なのですが、店内にはなぜか料理評論家の山本益博氏による「ハンバッ食堂 ソロンタン」という紹介記事などが貼られています。
また、コネスト掲示板屈指の食通ユーザーの投稿
http://comm.konest.com/topic/78848
にも「里門ソルロンタン、麻浦屋、白松」というソウルの名店と並んで「ハンバシッタン」の名が登場します。じつは全国区の有名店のようです。
この店のソルロンタンの特徴は、臭みはないがコクのあるスープ、「並(7000ウォン)」にも大量に入った濃い色の牛肉、またその牛肉が薄切りながらモッチリした独特の味と食感を持っていることです。
卓上には、肉をつけて食べるためと思われるカラシ醤油の瓶が置かれています。小さな肉が2~3切れしか入っていないのに無意味にワサビやカラシが出てくるソルロンタン店もありますが、この店の場合は「有意義なカラシ醤油」といえます。
「咸興機械冷麺(韓国で『手打ち冷麺』はあまり聞いたことがないですが・・・)」は、薄い緑がかった色でコシの強い細麺です。←ムル冷麺5000ウォン、ビビン冷麺6000ウォン。肉類と一緒に注文する場合は割引あり。
1年ほど前に来た時は、確かメニューに英語でBuckwheat noodlesin chilled broth(“noodlesin”も当時の表記通り。冷たいスープのソバ粉麺)と書いてあり、「ソバっぽい香りはしないような・・・?」と思ったものですが、今年になってふと見ると、「buckwheat(ソバ)」という単語が無くなっていました。すると、麺の原料は何でしょう。ジャガイモ??
原料はさておき、ソルロンタンと同様の「モッチリ肉」入りで、全体にゴマがかかった爽やかな風味で、ソルロンタンや焼肉でなく冷麺だけを注文する人もいる人気メニューです。
大田駅から徒歩圏で、また、広い店(昔は狭かったようです)なので「ミシミシに混んで一人入店が難しい」ということもさほど多くありません。この地区をご訪問の際には、ぜひ一度お試しを。
新しそうな看板に「55年の伝統」との文字
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メニューにはカルビやサムギョプサルもあります
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メニューは一部に英語・日本語表記あり
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「ハンバッ食堂 ソロンタン」紹介記事
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「並」にも結構たくさん肉が入っています
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有意義なカラシ醤油
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かなり弾力のある細麺
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外から見た感じよりも広い店内
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- ハンパッ食堂
- 大田で1955年創業!ソルロンタン老舗店
- 大田・忠清道 > 大田
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