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スンデやカルグッス、韓国風中華料理など庶民的な飲食店の多い大田広域市東区仁洞（インドン）ですが、「仁洞ワンマンドゥ」はこの地域でも人気のマンドゥ店として知られています。

最近この店の近くを通ったのは残暑の厳しい日でしたが、店の前には真剣にメニューを見つめる数組の客が。暑いのに熱々の肉まんか・・・と思いつつ、つい立ち止まってしまいました。で、買ってしまいました。

持ち帰り注文をしたのですが、湯気がたつワンマンドゥ（肉まん。5個5000ウォン）とポリチンパン（小豆あん入りの麦まん。こちらも5個5000ウォン）を見ていると、その場で少し食べてみたくなります。
持ち帰り客に注文の品を渡したり、出前の電話（肉まんの大量出前・・・どういう客層なのか、興味深いところです）を受けたりしながら結構忙しそうに作業する従業員数名。
でも店内の席は空いていたので、
「ちょっとここで食べて行っていいですか」ときいてみたら、
「ああ、どうぞ。いくつ食べますか」・・・発泡スチロール容器に詰めたワンマンドゥ、ポリチンパンを各１つずつ抜き出し、店頭にある小型セイロに載せて持ってきてくれました。手間のかかる事を笑顔でしてくれるとは、人気店なのにサービスの良いことです（サービスが良いから人気店なのかもしれませんが）。

韓国でマンドゥというと豆腐、野菜、鶏肉系のアッサリ味の店も多いですが、ここのマンドゥやワンマンドゥの具はしっかりと豚肉です。皮にも野菜がごくわずかに練りこんであるようで、そのネギ色やニンジン色がまたおいしそうです。
ポリチンパンのあんは少し小豆の粒が残っていて柔らかめでしっとりしていて、甘さは「日本人がイメージするあんまんの甘さ」に近いです。

その場で1つ買って食べる・・・という人を見たことがないので、原則は5個のセット売りのみかと思われますが、一人でも当日～翌日には1セット食べてしまう味です。

そうそう、「ゆるキャラ」です。店の看板や店内、また店員のエプロンの上で、青い顔のワンマンドゥキャラクターが青いワンマンドゥを掲げてナイスなポーズをとっています。名前はあるのでしょうか。あるとしたら「インドンくん」か「マンドゥくん」・・・？

繁華街にあるマンドゥ屋とはちょっと雰囲気の違う「下町のお店」です。テジョンでのご滞在時、お近くを通られた際にはぜひ。

隣の同業者ってのも年間売上が３億ウォンもあってすごいみたいですが、毎日大量のマンドゥを手作りで作ってるのはすごいですね。

キャラクターはそのまま인동　왕만두って言うように見えます。（怪盗２０面相みたいな感じでしょうか）
メニューと並んでて、商品名の位置に인동왕만두、値段にあたるところが電話番号になってますね。

それにしてもいくらから配達してくれるのか興味があります。

オーd=(^o^)=b食べたいですねっ！

お腹すいた( ；∀；)ｦｦ