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我輩はコネスト特別捜査官Yoメン。
普段はブラインド越しにソウルの街を観察しているが、ひとたび事件が起きたり、気になることがあれば、どんな難題だろうが即座に現場に赴いて解決する。そんな我輩のことを人々はYoメンと呼ぶ。

ソウルは東西南北に山々が多く、市内中心部でも山肌に大きな岩がある山が確認できるほどだ。そのため、登山愛好家も多く、地下鉄内や飲食店で登山装備をした地元の中高年のハイカーをよく見かける。ソウル周辺の山々の標高は1,000メートルもないが、日本とは違う岩が多い山なので、岩山用の靴やレインジャケット等を整え、登ってみてはどうだろうか?


6号線トッパウィ駅

山への入口


長年マラソンランナーとして活動してきた我輩は、昨年からトレイルランナーに転向。以来、北漢山(プッカンサン)の麓の周回コースや登山道をホームグランドにし、ハイカーがあまり多くない早朝に、ソウル市・高陽(コヤン)市・議政府(ウィジョンブ)市にわたる山を走りまわっている。


以前は上りの階段は走れなかったが、最近、筋力が付いてきて走って登れるようになってきた。この日は久々に写真を撮りながらゆっくり歩きながら登山してきたので、写真を何枚か紹介するとしよう。



地下鉄6号線トッパウィ駅からスタート。チョットゥリ峰(約30分)、碑峰(ピボン、約30分)、僧伽峰(チュンガボン、約30分)、北漢山城に合流し、大東門(テドンムン、約1時間)へ。そこから牛耳洞(ウイドン)へと下山(約1時間)する約10kmのコースを行って来た。我輩の通い慣れている足で約3時間30分。初めての方なら4~5時間のコースであろう。


前半は基本的にひたすら登る

足場が悪い岩肌を歩く区間も

こんな岩の崖を降りるのは未だに苦手

ソウルに居ながら森林浴ができる山の中


一度登ってしまえば、中間は500メートル級を上下し、文殊峰(ムンスボン)で700メートル級まで登るだけなので標高はさほど高くないが、岩肌を手すりに沿って進むところや、岩を四つんばいになって進まなければいけないような所もある。


靴だけは滑りにくいものをしっかり履いて入山してほしい。木々に囲まれた500メートル級を歩いているときは、これぞ森林浴。ソウルにいながらにして美味しい空気を吸っている気になれる。


奇岩・サモパウィ

マッコリ中のご一行

これから向かう山々

市内中心部方面

岩がごつごつとした山肌が見られる

頂上・白雲台(ペグンデ)も遠くに見える


ところどころ見晴らしの良い所に出くわすので、写真を撮りながら一休みしてみるのも良いだろう。このコースで最も見晴らしが良いのはサモパウィ、僧伽峰(チュンガボン)あたりで、ソウル市内中心部もよく見下ろせ、Nソウルタワーや遠くに蚕室(チャムシル)のロッテワールドタワーも見える。市内中心部を見下ろしながら、見覚えのあるビルを探してみるのも良かろう。


大南門(テナムムン)

城郭沿いに移動

大東門(テドンムン)

渓谷も


今回の行程の最高峰・文殊峰(ムンスボン)まで登れば北漢山城に合流し、城郭沿いの階段を上り下りするコースになる。城郭門もいくつかあるため、登山をしながら史跡巡りも出来てしまう。


大東門(テドンムン)を更に北へ進めば、北漢山のハイライト・仁寿峰(インスボン)、白雲台(ペグンデ)へと行けるが、ここで下山し、登山村になっている牛耳洞(ウイドン)へと降り、バスに乗ってソウル市内中心部へと戻るコースを選択した。

牛耳洞の登山村はメインストリートの両側に登山ショップや飲食店が並ぶだけの小ぢんまりとしたものだが、ここでマッコリやチヂミ、スンドゥブチゲなどを補給して、疲れを取るのも良かろう。我輩もよく、ここでスンドゥブチゲやチョングッチャンなどを食べて帰宅するが、下山後の現地での食事は美味しいものだ。

なお、コネストでは「北漢山トレッキングツアー」なる、専門ガイドによる登山案内コースがあるので、ご参考されたし。


ありとあらゆる地方都市を訪問しながら、現地の観光名所・名物料理を紹介する特別任務。韓国の地方各地の情報が日本で広まるその日まで、Yoメンが休むことはない。

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