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  • 上手なハングルってどう書くの?

    投稿者 : コネストtjbang 2010-01-19

皆さんコンニャンハセヨ〜。長く厳しい零下の冬がやっと今週に入って少しだけ暖かくなり、積もったままだった雪も溶けて道々に大量の大根おろしが見かけられるソウルから今週も編集部日記をお届けします。
突然ですが私tjbangはコネストの中でもなかなかの悪筆で知られております。仕事中に何気に日本語でとったメモを本人があとで見返して、解読不能に陥る時もしばしばです。

そんな暗号のような手書きの文字を書くため、先日もコネストスタッフに笑いのタネにされた次第です。

「仕事中は急いでメモをとらなくちゃいけないからどうしても汚くなるんだい!ゆっくり時間をかけて書けば本当は日ペンの美子ちゃんだってビックリの達筆なんだから!」と、ついつい勢いで言ってしまったのが最後。

突然数人のコネストスタッフの間で、硬筆大会が開かれることと相成りました。しかも日本語じゃなくハングル!

「こりゃあ意地でも負けられん!」と猫背気味の背筋を伸ばし呼吸を整えながら机に向かうtjbang。
8文字のお題を書くのに通常通り書いていれば適当にサラサラ〜とものの数秒で書くところを、ゆっくりと筆をすすめて1分以上かけて書き上げました。

公平を期すためにコネスト硬筆コンクール用公式ボールペン(その場で公式指定されました)である
PILOT G-2の0.7を回しながらそれぞれが同じ紙にお題を書いていきました。(写真は実際のコンクール出展作品です)

審査委員長は同じくコネストスタッフのNaRo。どれを誰が書いたかは告げずに、上手く書けていると思う順に順位をつけてもらうことにしたのですが、その結果、見事にtjbangが栄誉ある悪筆グランプリの座に輝いたのでした…。トホホ。

今回思ったことは、ハングルは「上手く書こう」と思っても、そのコツやポイントがわからないために「ただ書くこと」しかできないということ。

幼い頃から書きなれている日本語であるならば、「トメ、ハネに注意して」などある程度そのコツが感覚として体に染み付いているためなんとか自分なりに上手く書くことはできるのですが、ハングルは文字1文字のバランスや構造が漢字やひらがなと違うために、何をどう書けば上手く見えるのかがわからないわけです。

試しにカタカナや漢字と同じ形の「ㅁ」や「ㄹ」、「ㅅ」が入ったハングルの子音や母音を、漢字で書くつもりで書いてみたのですが、ハングルの素朴なフォルムと日本語のトメ、ハネはどうも相性があまり良くない様でなんだか変てこなたたずまいになってしまうのでした。

何気に遊びではじめたコネスト硬筆コンクールでしたが、普段書いている文字からも韓国という「異文化」の感覚を感じられた(正確に言えば『感じられないこと』を通して感じたと言うのでしょうか?)ことに新鮮さを覚えたtjbangでした。

追記:ちなみにコンクール優勝は一番右に書かれているコネストボスの文字でした。達筆!

編集部:tjbang

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