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  • 韓国女子、「プラス10センチ」?

    投稿者 : コネストqing 2012-10-16


最近思うこと。
韓国女子の友達同士の距離が、若干開いてきている、気がする。


韓国を訪れたことのある多くの人は、女性同士が歩くときに互いに「腕組み」をする文化に目がいったことがあるだろう。Qingが初めて旅行で韓国に来たのは2004年だが、ぴったり寄り添いながら仲良さそうに歩く女性たちが目新しいものに映った。そして自分と出会った女子が自然と腕を組んできたとき、ちょっとどきどきしながらも「友達として受け入れられた感」に嬉しくなったことも覚えている。

しかし、ここ最近、弘大(ホンデ)や明洞(ミョンドン)、カロスキルなど若い女性の多いエリアに行くと、女性同士でも腕を組んでいないことが少なくないように見える。2人、あるいは3人が「一連」になって歩いている人よりも、仲良く歩調は合わせながらも、肩と肩がすれあわない「10センチ」程度の距離をとっている女性たちが増えたように思う。特に、大学生ぐらいの若い女子世代がそのような傾向が見受けられるようだ。

これはあくまでqingの生活範囲内で感じた「雰囲気」のようなもので、現役で腕組みしている人たちももちろん大勢いるだろうし、調査をしたわけでもないので、実際減っているのか増えているのかもわからない。これから肌寒い季節になってきて、また増加してくるのかもしれない。だがqingの周囲の韓国女子たち(20代前半~30代前半)に聞くと、大方が「いわれてみたら昔よりは確実に減ったよね」と言っていたりするので、全く見当はずれの実感でもないんだろうなぁと思うのだが…。

女性たちのトレードマーク だった「腕組み」が 減った気がするのは私だけ?


*****
もう一つ変化として感じるのは、電車の中だ。ふと気づくとわずか1~2年の間に、地下鉄の中は、確実に静かになったのだ。

理由はスマートフォンの普及だ。現在、国民の6割にあたる3000万人がスマホユーザーともされる韓国。数年前までは電車の車両内でも携帯を片手に明るく通話をする人々が各車両4割ぐらいいたが(ちょっとおおげさ)、いまや周囲のどちらを向いても、指先をスライドさせながらカカオトークやfacebookをじっと見つめている。または最近流行っている携帯ゲーム「エニパン(anipang)」に老いも若きも興じていたりする。

車内での通話自体を控えようという方向になったわけではなさそうなので、今も電話をすることに抵抗が感じられる雰囲気ではない。かかってきたら通話するし、自分からかけたりもする。話がそれるが、韓国地下鉄の裏名物(?)、車内の物売りもまだまだ健在だ。でも車内の音レベルを計測したら、おそらく数年前より下がっているんじゃないかなあと思うのだ。




*****
韓国に暮らしはじめて3年ちょっと。当たり前の話だが、ソウルという街も、韓国という国も文化も、緩やかに変わっている。だが、日常の時間の中で自然に通り過ぎてしまっていることも多いのだ、おそらく。そう考えると、ある程度時間を開けながら訪れている旅行者の方々のほうが、そうした変化にも気づくところは多いのかもしれない。

これからも韓国と長く付き合っていくと、変化を感じることは増えていくのだろうか、またはもっと気づかなくなるのだろうか。前者ならいいな、とぼんやりと思う。

コメント(4)

  • 12.10.18 / [退会ユーザー]さん

    はじめまして。
    同感です。私ももうすぐ丸3年になるのですが、街行く女性の腕組みは減ったように思います。
    私はこれもスマホの影響かと思ってます。韓国の特に女性はスマホを手に持って歩く人が多いので、片手にスマホを持っているともう片方の手で操作しなければいけないので、必然的にそうなったのではないかと思っています。
  • 12.10.22 / コネストqingさん

    JIONさん
    はじめまして、コメントありがとうございます。
    やっぱり減ったように実感されているんですね。全くの見当違いでなくて良かったです^^;
    スマートフォンの影響…たしかに言われてみるとそうかもしれません!
    韓国は、両手でスマホ画面操作している人も多いですしね。
    新鮮な視点、参考になりました^^
  • 12.10.22 / [退会ユーザー]さん

    ただ、先日、初めて韓国に旅行に来た友人が江南で街行く女性がみな腕組みをしてるのが不思議で面白いと言っていたので、私たちの目が「慣れて」しまって、少しでも腕組みしていない女性がいるとそちらにばかり目が行ってるのかもしれないですね。
  • 12.10.29 / コネストqingさん

    JIONさん
    コメント確認遅くなり、失礼しました。
    たしかに私も初めて韓国を訪れたときはハングルの看板から始まり、街の風景ひとつひとつが目に飛び込んできたように記憶しています。
    長く付き合っているからこそ見えるものがある一方で、「見えづらく(見なく)」なったものごとがあるのも事実ですね。
    初訪韓時のような感覚と視点が、いつでも取り出せたらいいなと思います!
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