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カレンダーを見ると、昨日・3月5日は경칩(キョンチッ、驚蟄)。日本の啓蟄(けいちつ)にあたる日だ。動物が冬眠から目覚め草木が芽吹きはじめるという、新しい季節の胎動を予感させる日に、コネストサイトも全面リニューアル。新たな姿でユーザーのみなさんを迎えることとなった。

今回のリニューアルで加わったページの一つ、サイトトップページからつながる「今月の韓国」を開くと、黄色い花が目に飛びこんでくる。韓国の春を象徴するケナリ(レンギョウ)だ。qingも春といえばまず桜だったが、韓国に来て、鮮やかなケナリの美しさを知った一人だ。


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ケナリの開花期はというと、例年3月下旬~4月中旬で、今年も実際に見られるのはもう少し先。だが通勤途中の道にあるケナリの並木に目をやると、真冬にはなかった小さな芽がついていた。着実に春は近づいてきているのだと、なんだか嬉しくなった。またケナリと並ぶ春の花・モクレンもつぼみをつけており、ちょっと気早かとも思いながら、真っ白なキャンドルのような花が枝を彩るのを、毎日楽しみにしながら通りすぎている。

まだ寂しいケナリの並木も よく見ると芽吹きが。 モクレンもふっくとしたつぼみを
つけはじめた

一方、会社近くの在来市場では、春の匂いがもう少し濃い。この時期楽しみにしているイチゴもついに登場し、1パックで2,500ウォン前後(もう半月待てば、もっと安くなる)。金柑は一袋2,000ウォン。ポム(春)ナムルと呼ばれる春野菜や山菜もぽつぽつ並んでおり、市場全体がなぜかいつも以上に活気に満ちている気がする。見てまわるだけでもわくわくして、元気になれる場所だ。

真っ赤なイチゴについ足を止めてしまう ポムナムル。塩茹でするだけでも
十分美味しそう



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最近は気温も10度近くまで上がり、外に出るのに覚悟が必要な日は少なくなってきている。昨日、今日はあいにくの雨で肌寒く、行きつ戻りつの気候はまだ続きそうだが(qingもまだダウンを着ている)、ソウルももうひとやま越えたらぐんと過ごしやすくなりそう。

日本も韓国も、卒業・入学などの節目が、春の予感とともにやってくるのは嬉しい。これからの季節の旅行計画に、新鮮な気持ちでリニューアルしたコネストを、ぜひよろしくお願いいたします。

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