久々に「蓮葉飯」が食べたくなり、地下鉄5号線「梧木橋」駅近くの「パルコンヤン 共感」に出かけました。
この店が入っている「国際禅センター」は、普通の市街地にいきなりどーんとそびえるエキゾチックな建物で、一見ちょっと怪しげですが、仁寺洞の曹渓寺と同じ「曹渓宗」の施設です。←そして、お店の入口には、「尼僧のデアンさん」とリチャード・ギアのツーショット写真が飾られています
平日の午後1時近くに訪ねたところ、けっこう盛況です。混んでいながらも騒々しくはなく、男女店員も穏やかな応対なあたり、さすが「禅センター」です。
ランチメニューの「マハ(たぶん、漢字だと『摩訶』)」を注文。
この「マハ(注文は2人分から。15000ウォン+10%)」は、パルコンヤン仁寺洞店のランチメニュー「十合 婆羅蜜床」を少し簡略化した感じのもので、「戒定慧(かいじょうえ)3種」と「韓国トリュフのスープ」が出ないのですが、代わりに(?)出てきた「エゴマと山菜・餅のスープ」が、コクがあって非常に美味でした。
「ご飯は蓮葉飯とコンドゥレ飯の2種類から選べる」とのことで、「蓮葉飯とコンドゥレ飯を各1人分」と頼んでみました。
蓮葉飯は餅米、コンドゥレ飯は普通の米で、どちらも健康的においしく、かつ結構な量があります。「禅=小食」というイメージ(偏見?)を持っていたので、このご飯の量に少し驚きました。いえ、私は大食な方なので、うれしい驚きでしたが。
ということで、デザートの羊羹とオミジャ茶まで完食すると、かなりというか非常に満腹になります。
ソウルの中心部からは少し離れていますが、雰囲気も料理も仁寺洞店と同様に素敵なところなので、梧木橋方面に来られた方などはぜひ一度お立ち寄りを