何を買おう、何を見ようと思ったわけではないのですが「インサアートプラザ」に入ってみました。
入口近くの小さな売場の「丹古斎」という看板に、突然「これは、利川や明洞で見かけた店では」と気が付きました。
わりと前からある店のような気がしますが、明洞の「小公店」訪問(わりと最近)の前に丹古斎ホームページを見た時には、支店リストに「仁寺洞○○」という名前は無かった気が・・・。
が、売場にいた店員さんに「ここ、利川や明洞にあるのと同じ店ですか」と訊くと、そうですとの答え。落ち着いた雰囲気の中年女性で、高いものを押し売ろうという様子もなく、落ち着いて商品を選べます。
このエリアの陶磁器店には「さわらないでください」「破損時は弁償のこと」とか貼り紙のあるハラハラな店、価格表示のないスリリングな店、商品を見ている間もずっと背中に店主の視線を感じるドキドキな店もありますが、この店は低~中価格帯商品(値札シールが貼ってある)や金属製商品を前面に出してあり、匠人ナントカ氏の高級作品は奥(店員さんの背後)に展示してあるためか、触ったり裏返したりしても大丈夫のようです。
わが家にはよく物を壊したり食器を割ったりする乳幼児がいるのですが、以前買った丹古斎の生活食器は丈夫で、今も健在です。
今回は中サイズの器(6000ウォン)と小皿(3000ウォン)を2人分買ってみました。同じ形状・図柄でも少しずつ絵が違うのが「手工芸」的です。
仁寺洞中心部の陶磁器店というと「土産物価格」「外国人プライス」では・・・と思い、これまで素通りしていたのですが、前面に出された商品の値札シールを見る限り、意外に普通でした。
数年後には「匠人ナントカ氏の高級作品」にもトライしたいものです