弘大入口駅から徒歩7~8分の、弘大に近い場所に「셰프의 국수전(シェフエ グッスジョン)」という店があります。
「シェフのグッス(麺)とジョン(チヂミ)」でしょうか?店の前に出た写真を見ると、和食のような韓食のような、何だか謎の料理です。マッコリ(なぜか薄いピンク色)も出すようです。
6号線「合井」駅近くや、仁寺洞サムジキルの1階、また、気のせいかもしれませんが釜山や、私が以前住んでいた地方都市でも同じ店を見た気がするので、チェーン店と思われます。
昼食には遅い時間でしたが、店内を覗くと家族連れとカップル、2組の客がいます。
壁の「腕組み姿で料理番組に登場しそうなシェフ」の写真が気になりますが、見なかったことにして入ってみました。
メニューは、いちおう日本語表記もあります。
「ドンブリ」メニュー(寿司桶っぽい容器に入っているので『ドンブリ』ではない気もしますが
)や天ぷら風の「ティキム」、牛肉たたき(バーナーを持った店員が、皿に盛られた生の牛肉寿司を客席で炙るようです)の寿司も気になりましたが、店名的に、グッスかジョンを食べてみようと決意。
「シェフのグッス(確か6000ウォン)」を注文してみました。
待っている間に、さらに若い女性2名が来店。日本語で「これ、なに料理だろうね~」という主旨の話をしているところを見ると、日本人だと推測されます。
さて、シェフのグッスが出てきました。
具+麺の「汁なし状態」でテーブルに登場し、店員嬢がスープを注いでくれます。熱々でもないですが、生ぬるくもない、ふつうに「温かいスープ麺」です。
不思議なのは、具材とスープはウドン味なのに、麺はラーメン風だという点です。いえ、不味いわけではなく、料理としては「超絶美味!」とかではないものの、それなりに美味でした。
結局、料理ジャンルは不明のまま出てきましたが、「薄いピンクのマッコリ」はグラス1杯(1000ウォン)から頼めるようなので、昼から「ひとりジョン+マッコリ」なども良いかも・・・と思いました。
もしどこかで支店を見かけた方、怪しげな外観のわりに味も価格も常識的ですので、一度試してみられるのも良いかもしれません。