韓国でドラマを見ていると、KBS・民放を問わず「CMで中断する」ことがない気がします。
が、ドラマと次の番組の間や、ドラマの終わり部分に大量のCMが入ります。
ここ3年近く視聴している「韓国時代劇」にも、感動のラストシーンや予告編に、どどっと「協賛企業・団体」リストが入ります。
百済が舞台の「階伯」に「ロッテ扶余リゾート」とか、「広開土太王」に 「慶尚北道・聞慶市(=撮影地)」は分かるのですが、番組内容と関係ない飲食店だったりすると、番組映像よりも企業名がスゴく気になります
近所にも店舗があるチェーン店だと、つい訪問してしまったりします
「善徳女王」の時は、コネスト編集部日記の韓国看板特集にも登場の、
http://comm.konest.com/ediary/E05/2300
インパクトある顔看板で有名なドジョウスープの店に行ってしまいました。
さて、現在放送中の「Dr.Jin(MBC)」の広告で一番最後に登場する「땡큐맘치킨」。
「テンキュマムチキン?」としばらく考えたのですが、ロゴマークを見るに「THANK YOU MOM CHICKEN」のようです。
あまり聞いた事がない店ですが、わが家の近くにもあった気がします。午前~日中に出歩くことが多い私にとって「いつ見ても閉まっている店」でしたが、よく考えると、その時間帯は、近くにあるキョチョンチキンもドゥルドゥルチキンもクンネチキンも閉まっています。ということで、6月中旬の夕方に出かけてみました。
軒先に大きく案内の出た「オリジナルビスケットチキン テイクアウト 9900ウォン」を注文(イートイン通常価格は14000ウォン。HPに価格表記がないので、支店によって価格は多少異なると思われます)。15分ほど待ったのち、ぶじ受け取って帰宅しました。
「フライド」ではなく「ベークド」タイプのチキンで、脂っこくないのにジューシーな美味しさです。
この支店の「9900ウォンセット」にはコーラ(+500ウォンで購入可)もソース(有料)も大根も付いていませんが、パリッとした衣に少しハーブっぽい塩気がついていて、何もつけずに食べても「物足りない」感じはありませんでした。
部位を見る限り「チキン1羽分」なのですが、量そのものは他社より少なめで(ひな鶏でも使っているのでしょうか?)、空腹時なら一人でも完食可能です。初注文以来、すっかりリピーターになりました。
ソウル市内に20店舗ほどある店の位置を見るに、今回訪問の「麻浦区庁店」や「昌信駅店(鍾路区)」「道谷店(江南区)」など、どうも観光地や市内の超・中心部にはない感じなのですが、見かけられた方はぜひ一度お試しを