ある平日の昼、弘大入口駅前を歩いていると、見覚えのある「蓮花+三人の男」の看板が目に留まりました。
忠清南道が誇る「新平醸造所」のマッコリ「白蓮」のロゴマークです。
「そういえば、新平醸造所がソウルに開いたバー『Chez Maak』の2号店は、弘大にあるんだったか」
「でも、きっと夜間のみの営業なんだよな」
と思いつつ目の前のボードを見ると「ランチタイム食事OK」の文字が
思わず地下1階に下りたのでした。
店内に客はおらず、店員くん2名は客の到来にちょっと意外そうでした。←おいおい
今年3月オープンの店で、かつランチ(たぶん11:30~14:00)は非常に最近開始したためでしょうか??
1階入口の写真にあった料理の中には「じつはディナータイムのみ注文可」「というか、一人では絶対完食不可能」というものもあり、結局「ランチメニューリスト」から「チーズとびこポックンパッ(6000ウォン)」を注文。
ひそかに店内の冷蔵庫を観察すると、自社の「白蓮」の他、「金井山(釜山)」「ペダリ(京畿道・高陽)」「栗マッコリ(忠清南道・扶余)」「徳山(忠清北道・鎮川)」など、マッコリ好きが愛するマッコリが並んでいます(ガラス瓶バージョンの白蓮以外は、確か6000ウォン)。
それらの瓶マッコリの他、マッコリカクテルや韓国ソジュも飲めるようです。←あ、韓国&輸入ビールも置いていました。
さて、おかずが来ました。6000ウォンのランチにしては豪華な・・・というか、これはパンチャン(食事のおかず)というよりアンジュ(酒のつまみ)では??
気にしないことにしてチヂミとコンニャクを食べているところにポックンパッ登場。す、スゴい量です。飲みながら数人でつつくのが正しい食べ方なのかもしれません・・・こちらも「酒のお供に」という感じの味ですが、ごはん物・チャーハンとしては美味でした。
メニューの中で非常に気になったのが、グラス1杯(2000~3000ウォン)から頼める韓国ソジュです。
食堂で出る「チャミスル系」ではなく「古都の地酒」「伝統酒」系の品揃えなのですが、その中でも
「韓山 素麯酒:1500年前の百済王室で楽しまれた、韓国最古の伝統酒。その味と香りから、一度飲むと
席を立つことができないといわれる」←でも、ボトル15000W/グラス3000Wとわりと手頃価格。
という解説に目が釘付けに
残念ながら、私は席を立って出かける用があったため断念しました
が、弘大近辺にお立ち寄りで、お急ぎでない方はぜひお試しを・・・。