地方都市や済州島にも支店のある全国チェーン、「おにぎりとイぎゅうどん」。
先月まで住んでいた大田広域市で「市庁駅店」「忠南大店」などを時々訪問していたため、ソウルへの転居後、弘大入口駅近くで見かけた時は、一種の懐かしさを感じました。
・・・が、これまで親しんできた支店とは色々違います。
まず、白またはオレンジ色が定番だった看板が「木目調」です。
そして、入口横に料理の模型があります。
さらに、料理模型の下に、ガンダム系のフィギュアや、有名人(だと思う)のサインが。
しかも、店の前には日本語併記のメニューまで出ています。
「さすが大都会ソウルだ。すべてが田舎や島とは違う」と衝撃を受け、入ってみようとした時、日本語店名に何か尋常でないものを感じて足が止まりました。
「おにぎいとィぎゆうどん」
「おにぎい」。仁寺洞や明洞のトンデモ看板でも遭遇したことのない単語です。
そして、「イぎゅうどん」でも怪しげなのに「ィぎゆうどん」とは
結局「おにぎい」と「ィぎゆうどん」の妖気に負けて店に入ることができなかったのですが、店内を覗くと、同じフロアにあるサンドイッチ店「サブウェイ」や豪州系パイ店「Jesters」、日式(?)ラーメン店「一〇六」などの暇ぶりとは対照的な大盛況でした。
あ、ちなみに、店の前の案内を見たところメニューは他支店と同じで、また、大田広域市で食べた限りでは、なかなか牛丼らしい牛丼を出す店です。長期滞在中などにちょっと手軽に日本食・・・という気分になった方、ぜひ一度お試しを