金曜のコースは・・・
市内ドラマセット場>仙岩寺>楽安邑城>順天湾>(希望者は文化の通り)で、
金額は10800ウォンでした。(入場料すべて込みで、とってもお得でした^^)
市内セット場についてのコメント
http://comm.konest.com/forumd/9186
バスは結構走って、次の目的地の仙岩寺へ到着。駐車場から仙岩寺までは
結構歩きました。韓国のお寺って、慶州も、浮石寺もそうでしたけど、ずいぶんと
奥まった場所にあるのも、一時、仏教が迫害された為なのでしょうか・・・?
お茶が自生していることを知っていましたが、時期が早かったのか?見落としたのか?
見当たらなくて残念でした。体験場所などもありました。お寺のある山は曹渓山で、
順天から手前側に仙岩寺、向こう側に松広寺があり、健脚なら歩けそうでした。
考えてみたら、宝城も山向こうなので、お茶の自生は当然と言えば当然かも^^
有名な昇仙橋を通って、行きます。河原に降りると、橋の下に龍の頭があるのが
見えます。降りれば、カーブの下から、向こう側の降仙楼が同時に撮れます^^
千数百年になる古刹ですが、ヨン様ペンの方がいらしたら、ここも「韓国の美を辿る旅」に
出てきますよ^^
大雄殿は、『茶母』で、チェオクが両親の位牌を訪ねてきて号泣した所、兄とも知らず
ソンベクとすれ違った場所です。『製パン王キムタック』では初回、のちのタック母を
従えた祖母が、男の子が生まれますように。。。と提灯の下でお祈りしてた所でもあります。
韓国で一番古く(樹齢600年とか)、早く咲くと言われる仙巌梅(紅梅)も丁度咲き始めて
いましたし、2階建ての現役のトイレ(2階で用を足し、一階に落ちる)で実際に用を足される
尼さんに遭遇したり、根元から地面と並行に伸びた松の枝とか、見所満載のお寺でした^^
駐車場までガイドさんと話しながら戻り、一人旅の女の子と一緒に食事をしました。
お寺らしく、山菜定食を頼みましたが、さすが、食の全羅道、全州で閉口したホンオフェ
までバンチャンにあって、すごい量でした^^;
次は楽安邑城へ。食後でウトウトしていたら着いていました^^;
驚くほどたくさんの장승長栍(将軍標장군표とも呼ばれる)とソッテ(天と大地を繋ぐ鳥)が
お出迎えしてくれました^^
現存する邑城の中で、唯一、現在も生活している方々がいらっしゃる場所です。
邑城の城壁が、実は倭寇からの襲撃に備えたもので、秀吉の時代に、南の
地域は占領された歴史もあって、順天には今でも、16世紀末に慶長の役で
小西行長が築いた順天倭城の跡が残っています。李舜臣が活躍した時代の
話ですけど、旅しながら、歴史の軌跡も追う形になりました。そうは言っても、
ガイドさんは途中から私の下の名前を、○○○さん♪と呼ばれ、ツアーの皆さん
ともちょっと仲良くなりました^^
ここも、『チャングム』『トンイ』『イサン』等、たくさんの史劇が撮影された場所でした。
そして河回村などと同様、電線などは地下へ埋められ、外は昔の佇まいですが
きっと中は近代的な設備があるんだろうな・・・と思いました^^
チャングムが一番有名ですが、トンイで父と兄が護送されるシーン等もここだそうです。
楽安邑城を後にして、順天に行くきっかけになった順天湾に向かいました。
駐車場から湾に向かうと、湿原の中に木の歩道が行き帰りと順路として作ってあります。
葦は綺麗に刈り込まれ、夏は緑、秋~冬には赤く染まるそうです。枯れ色だったので
その点はちょっと残念でした。
全景を見るのは1時間近くかかるヨンサン展望台まで行かないと見えないけれど、
それでは集合時間に間に合わないということで、次善の策でガイドさんの勧めて
くださった途中の展望台目指して歩く歩く!湾の最後に吊り橋があって、そこからは
山道でした。あの景色を見るためにここまで来たんだ!の一心でなんとか到着♪
最後はきつくて、本気で、普段から運動しなくちゃ・・・と思いましたけど^^;
「チュノ」でテハとヘウォンが小舟に乗り、莞島へ向かう(そこから済州島へ)シーンの
時に映った順天湾の全景を観るために、ここまで行った甲斐がありました^^
最後に文化の通りで降りる人のアンケートを取り(母娘の二人だけ)出発地へ戻って
ツアー終了でした。疲れましたが、お天気にも恵まれ、とってもいい体験が出来ました。
私達は、翌日、鎮海の軍港祭へ行くため、市外バスターミナルからバスで移動しましたが
もしも日帰りならば、19時台のKTXがあるので、夜10時半頃にソウルへ戻れます。
釜山からだと、バスになりますけど、そちらも早朝出発であれば間に合うと思います。
現在は少し先の麗水でEXPOが開催されているので、KTXを使うのは難しいかも
しれませんけど、取れれば、帰りにシティツアーもお勧めです^^
長文レポ、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます