「弘大入口駅」近くの、雑貨店や、昼間は閉まっている飲食店の多い一角に、「持ち帰り可能」「24時間」などと書かれた、小さなグッス（麺類）の店があります。

店の前には写真メニュー（いちおう日本語併記）が貼ってあります。
入口には、写真付きタッチパネルの「食券販売機」があり、注文分の代金を払って出てきたレシートを店の人に渡す→3～5分後に「○○グッス、出ましたー」とカウンターから声が掛かるので、注文の品を受け取る　というシステムです。

魚介系スープの温かい汁そうめん「ミョルチグッス（3500ウォン）」と「ゆで卵（500ウォン）」を注文。

韓国人の「おひとり様」たちもいて、日本の屋台や「立ち食いそば」店などと似た雰囲気です。

「わたくし共は、グッス好きのお客様に惜しみなくグッスをお出しします。麺大盛りの追加料金は頂きません。ただし、三名様で来店されて『大盛り二杯』といったご注文はお受けできません。なお、ラーメンに関しては無料大盛りはございません」
という「惜しみないサービス（条件付き）」に関する案内を読んでいるうちに「ミョルチグッス出ましたー」との案内が。

大盛り注文はしませんでしたが、普通盛りでも結構な麺の量です。
ものすごく熱々ではなく、ぬるくもなく、スムーズに食べられる程度の熱さです。

ミョルチ味のスープ麺は「煮干しじゃん」と何となく軽視していた（偏見？）私ですが、ここのスープは「濃厚な煮干し感」というか、海苔以外の具は特に入っていないのに、飽きることなく完食できる味でした。

ちなみに、壁には「スープ（3～4人分）」販売の案内も。「1.5リットル」で重そうなので断念しましたが、思わず買おうかと思ってしまいました・・・。

店内には、夏らしく「ヨルム（大根葉）」入りの麺や、白い大豆スープのコングッス（この2品は夏季限定かもしれません）を食べる人もいましたが、とりあえず「ミョルチグッス」、オススメです。
辛さや脂っこさはありませんので、「食べ過ぎや辛い料理で胃が疲れ気味」という時にもぜひ。