韓国の屋台やチェーン店の「トースト」といえば、薄焼き卵に甘い味付け
というイメージを持っていました。

が、意外に「しょっぱい系」「肉系」のトースト店もあるものです。

忠南大学正門そばにある「Tospia」は、
・ツナ、ピザ、ポテトサラダなどの洋食味
・チーズブルタッ（鶏肉）、直火プルコギなどの韓国風肉味
・サツマイモサラダ、カボチャなどのモッサリ甘い味
など、サンドイッチっぽいメニューが充実したチェーン店です。

「サンドイッチっぽい」というか、実はこのTospiaは、「トースト店」ではなく
「プレスサンドイッチ店」と名乗っています。
日本の喫茶店やカフェでも「ホットサンド」とかいう名前で出てくる、具を
パン2枚の間に挟み、押しながら焼くタイプのサンドイッチです。

ドリンクメニューを見るとコーヒーや紅茶類の他、
「生果実ジュース：イチゴ、バナナ、キウイ、パイナップル、トマト」と、韓国の
トースト店らしい品揃えです。「・・・甘いんだろうな」という恐怖心から、
「トマト」だけは頼んだことがありませんが。

テイクアウトの客も多い店ですが、というか、私もテイクアウトや「歩き食べ」を
することが多いのですが、今回（1月中旬）は「テリチーズ（2200ウォン）」と
「イチゴジュース（確か2000ウォン）」を店内で食べてみました。

薄いテリヤキハンバーグとチーズ、刻みキャベツ入りの、テリヤキバーガー的な
（テリヤキソースはわりと甘め）サンドイッチで、熱々でチーズが完全に溶けて
・・・というよりは「温かく焼けている」程度の温度です。
ジュースですが、他店より少し甘さ控えめかな・・・ということ以上に特徴的なのは、
「冷たいジュースもマグカップで出てくる」という点でしょう。
イートイン客にも使い捨ての紙やプラスチックの容器を出す店が多いなか、エコと
いえるかもしれません。

甘党でない方、甘いジュースと一緒に食べるならしょっぱめの物が良いかもと
いう方にはお勧めの店です。
なお、大田広域市にはこの「忠南大店」を合わせて7店舗ほど、
ソウルには「慶熙大店」や、「淑大店」など、17店舗ほどの支店があり、同じ看板
ながらも、店によって「トスピア」だったり「カフェトスピア」だったりするようです。

注）店のHPを見ると「忠南大店」は「新規オープン店」となっていますが、
　　確か2010年には現在の場所にオープンしていた気が・・・。