全羅北道の扶安郡は、はまぐりが名物。２０１７年８月下旬に訪問。はまぐり焼き、はまぐりのチヂミ、はまぐりスープ、はまぐり蒸し、はまぐり粥のフルコースをいただきました。

お昼なので、はまぐり粥の単品を食べている方が多い中、せっかくだから、とコースメニューを注文。３人用、４人用のメニューは、それぞれ単品で注文するよりお得な様子です。

はまぐり焼き（ペカプクイ）はアルミホイルに包まれて登場。焼きと言うより蒸した感じです。殻の中にはプリプリの身とスープが。香り良し、食感良しで「うまい！」の声が出ました。

次ははまぐりチヂミ（ペカプパジョン）。ネギチヂミの中に、これでもか！というほど、はまぐりの大ぶりのむき身が入っています。生地ももっちりして貝の弾力とマッチします。

はまぐりスープ（ペカプタン）は、すまし汁。当たり前ですが、はまぐりだしの味です。調味料を使っていないのか、少し薄味ですが、貝の味がしっかりスープに出ています。

はまぐり蒸し（ペカプチム）は、アグチムのように、野菜と一緒にあえた辛い味付け。貝殻付のはまぐりがたくさん入っています。美味しいんですが、あまりのボリュームにギブアップ。

最後に、はまぐり粥（ペカプチュク）をいただき、コースは終了。はまぐりのむき身がこれまたたくさん入っています。ごま油の風味があり、いかにも韓国のお粥。

まさにはまぐり尽くしのコース料理。大満足の昼食でした。