新村の、延世大学から現代百貨店に向かう大通り「延世路」に、「ファン・ギスンエ ソンカルグッス&ワントンカス 新村店」という長い店名の食堂があります。 店名的には、ファン氏が社長で、主力メニューは手打ち麺と大型の韓国式トンカツなのでしょう。
さる火曜(9日)に入ってみました。午後2時近い時間ですが、店内には3組ほどの若者グループと、中国人ではない外国人女性2人組がいます。
一番安い「手打ちカルグッス」「手打ちスジェビ(すいとん)」が3500ウォンとあります。麺用薬味「タデギ」、キムチ、水の提供はセルフサービスで、若者の街ということもあり、どこか大学の「学食」風でもあります。
本来は江原道名物であるらしきジャガイモ団子「オンシミ」入りの「オンシミカルグッス(4500ウォン)」と、もう一品、揚げ餃子「ティキムマンドゥ(4000ウォン)」を注文。
7~8分で両方出てきました。 餃子風の具が入った真ん丸な「オンシミ」は、正直いって「冷凍もの?」という味でしたが
、麺は手打ちで、スープはアッサリ味で、4500ウォンのスープ麺としては総合的に悪くありません。
熱々の揚げ餃子は、パサ付きがなく、適度に油を吸っていて、揚げものながら皮にややモッチリ感があり、これも、それなりに美味でした。ただ、空腹だったので張り切って2品頼んだものの、結果的には中年には完食がキビしいボリュームでしたが。
急な階段をおりる構造の地下1階ですが、1階にコスメ店「ミシャ」、2階にカキ氷カフェ「ソルビン」があるビル・・・という、わりと分かりやすい立地です。
感動の美味!というより、「価格の割には良い感じのボリューム昼食」というお店で、特に若者にオススメかもしれません。