しばらく工事中だった明洞ヌーンスクエア6階レストラン街が、以前と異なるテナントで営業再開したようです。
スペイン修行歴ありのシェフが開いた城北洞の有名韓食店「無名食堂」の支店も新規で入ったようなので、きのう寄ってみました。
ヌーンスクエアは11時オープンですが、6階レストラン街は11時半にスタートの店が多いようです。5~6分ほど店内(といってもドアも壁もないですが)で待つことになりました。営業開始後、店員嬢は、私より3分ぐらい後に入店した韓国人カップルの注文を先に取りに行きましたが、この程度の事でキレては
いけません。
無名膳(1万ウォン)は、注文後5分ほどで出てきました。以前に別の支店で食べた「別味膳」と似た雰囲気で、干し鱈のような魚のコチュジャン和え、キムチといった赤いオカズも穏やかな辛さです。有機・材料コダワリ系の1万ウォンのセットとしては、まあ良いほうだと思います。
私が食べている間にも着々と客が入り続け、12時少し前に店を出る時には、九割以上の席が埋まっている状態でした(このフロアのレストランの中では一番人気だった気がします)。首にIDカードをさげた隣卓の若い男女は「最近疲れてて・・・今週中に参鶏湯食べようかと」などと話していたので、健康志向の会社員客が多いのでしょうか。
混む時間を外して行くと、一人でもゆっくり食事ができそうです。また、待ち時間にメニューを見てみた限りでは、伝統茶、餅やデザート、マッコリや酒のつまみ系の一品料理なども色々あるようなので、午後のお茶や夕食にも良いかもしれません