６号線「合井」駅近くの路上で「春夏秋冬　そしてホンミルミル」という看板に遭遇。写真を見る限り、ホンミルミルとは「かき氷・アズキ粥カフェ」の名前のようです。看板から10メートルほど離れた場所に、それらしきカフェがあったので入ってみました。

平日の午後で、目立たない立地の新顔（たぶん）カフェということもあり、さほど混んではいません。店内には中年～初老女性客が数人。外観からの印象より、年齢層は高めです。皆アズキ粥かコーヒーを頼んでいます。

アズキ粥、かき氷（アズキ、ダイエットアズキ、コーヒーの３種）、ヤンゲン（羊羹）、チュンピョン（蒸し餅？）のみという、こだわりのアズキ専門店のようです。カウンター上に置かれた、個売り＆箱売りの「ヤンゲン」は、どこか和風でもあります。

甘さを３段階から選べるという「アズキ粥（6000ウォン）」も確かに気になりましたが、アズキ＆餅のシンプルなパッピンス（6500ウォン）を注文。←「ダイエットパッピンス」というのを頼もうとしたのですが、売り切れ中でした。　

支払い後、着席して待つこと６～７分。カウンターに「PICK UP」とあるので、取りに行くのかと思ったら、店員くんが運んできてくれました。

真鍮らしき小ぶりな器（深めのご飯茶碗、という感じ）に盛られた氷は、フワフワ系でも粉系でもなく、姿はあくまでも「かき氷」ながら、あえて言えば「硬めのスムージー」に近い食感です。アズキは、控えめな甘さで、皮も実も少し硬めです。
第一印象は「少なめかも」でしたが、食べ終えてみると「軽い食事の後くらいに、適度に満足できる１人分」です。ちょっと寒い日だったので、店を出てから冷えを感じましたが。　

一人でも入りやすい雰囲気＆食べやすい量なので、「ひとりピンス」に特にオススメです。