6号線「合井」駅から「上水」駅に向かう通りに「看板は出ているのに店名が分からない、ブックカフェのような店」があります。
看板には、韓国語(?)で
ㅈ ㅇ ㄱ ㅁ ㅇ
ㅁ ㅁ
と書かれています(ちょっと記号の位置が実際とはズレていますが
)。
別に名前が分からなくても入店はできるのですが、何か勇気が出ず、いつも通過していました。
が、ある日、店の外に積まれた本と「寒いのでお入りになってコーヒーを飲みながら本をご覧になって下さいね」とか書かれた矢印に惹かれて近付き、看板をよく見ると
「자음과 모음(ジャウムグァ モウム=子音と母音)」という小さな文字が・・・。
出版社「子音と母音」が経営のカフェだったか!と気付き、さっそく入ってみました。
一望した限り、空席が見当たらないほどの盛況ぶりです。
店の中央部にある、1人~2人客用のカウンターに空きがあったので、ここに着席。対面式ながら仕切りがないので、赤の他人である若いカップルと向かい合っての読書となりましたが、騒いだり熱烈にイチャついたりはしていないので、さほど気になりませんでした。
ドリンク、ケーキ類ともに普通のカフェよりは若干高め(ケーキが7000ウォン程度。この地域だと普通かという気も)ですが、全般に大きめサイズで、かつ「読書代」込みと考えると、まあ納得価格です。
カラメルソースがジグザグ状に描かれたパンプキンパイ(6000ウォン)は、皿に盛った状態でケースに入っていたので、すぐ出て来ました。
食べながら読むのはアレかという気がしたので、これを食べ終えてから(美味でした)、席に戻って選んだ本を読んでみました。
読書する人、Wi-Fi利用でパソコンに向かう人など来店目的は色々のようですが、長居する人が多い様子です。
ブックカフェなので当たり前ですが、混雑していながらも静かで、かつちょっと文化的な雰囲気なのが好感が持てます。また、「子音と母音」社の本を割引価格で購入できたりもするようなので、本好きの方はぜひ。